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月光
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月光
¥2,640
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
月の写真集。主に都会の街中で撮った月の写真と、月にまつわる一言などを載せている。いつも月はうまくとることができず、このようにきれいに撮るためのテクニックを教えてほしいところ。月に関する古い言葉なども読んでいて楽しい。
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大切にしたい風景やことばこそ、こぼれおちていく。 この本はそんなものをすくい上げてぎゅっと形にしたような本だ。 林完次さんの本をはじめて読んだのはたぶん中学か高校のころで、そのころから一頁ごとにためいきをついたものだった。 写真と、それにともなってのワードチョイスが本当に好き。...
大切にしたい風景やことばこそ、こぼれおちていく。 この本はそんなものをすくい上げてぎゅっと形にしたような本だ。 林完次さんの本をはじめて読んだのはたぶん中学か高校のころで、そのころから一頁ごとにためいきをついたものだった。 写真と、それにともなってのワードチョイスが本当に好き。 花天月地や光風霽月という言葉の美しさたるや。 かと思いきや、朔から新月、満月から十六夜、また新月までという天文的な視点もきちんと入っていて。 かと思えば、 二十三夜は勢至菩薩の信仰で月待ちがされていた(二十三夜待ち)とか、 二十四夜は阿弥陀仏、観世菩薩、勢至菩薩の三尊の姿が見られるとか、民族・宗教的な視点も織り込んであってたまりません。 この人がすごいのは、日本のみならず中国や西欧の文化にも明るくて、どこかに偏った色の知識にならないんですよね。 図書館で借りた本でしたが、欲しくなっちゃいました。
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月の異名やことわざなど、月にまつわる言葉を集めた月の写真集。 力強く眩い光を放つ太陽は直視できないけれど、時に煌々と時に淡い光を放つ月はゆっくりと眺められる。何故か月を見るとロマンや神秘を感じずにはいられない。 さらには一日一日と満ちては欠け、その姿を変える月は日本人の風情に...
月の異名やことわざなど、月にまつわる言葉を集めた月の写真集。 力強く眩い光を放つ太陽は直視できないけれど、時に煌々と時に淡い光を放つ月はゆっくりと眺められる。何故か月を見るとロマンや神秘を感じずにはいられない。 さらには一日一日と満ちては欠け、その姿を変える月は日本人の風情によく合う。そのせいかこれほどまでに月に関する言葉が多いとは驚かされる。 ゆっくりと美しい月の写真を眺める、この時期に相応しい写真集。
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