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富士山学への招待 NPOが富士山と地域を救う
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春風社 |
発売年月日 | 2010/08/20 |
JAN | 9784861102295 |
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富士山学への招待
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富士山学への招待
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富士山にバイオトイレ設置で有名なNPOグラウンドワーク三島事務局長渡辺氏(ジャンボさん)による、富士山の環境問題から始まるNPO論。 富士山が世界遺産登録しようというなかで、ユネスコの委員に渡辺氏が何のために活動をしているのか、日本人の心の病んだ現状が富士山にあるのではとの指摘は...
富士山にバイオトイレ設置で有名なNPOグラウンドワーク三島事務局長渡辺氏(ジャンボさん)による、富士山の環境問題から始まるNPO論。 富士山が世界遺産登録しようというなかで、ユネスコの委員に渡辺氏が何のために活動をしているのか、日本人の心の病んだ現状が富士山にあるのではとの指摘はとても深いものだった。この疑問から本を読み進めると、富士山が環境問題のデパートであり、その解決に向けて渡辺氏の活動とNPOの役割が結びついた。 富士山の管理は各省庁で縦割りであり、包括的な富士山管理計画がないこと自体意外であった、だって日本の象徴なのだから。行政の歪みが存在するのをただ批判するのではなく、富士山にバイオトイレ設置など成果を積み重ねていくことは、NPOがただのボランティア団体なのでなく、専門性を持った組織として行政に認識され、さらに行政との協働につながるステップになる。実行力を小さな積み重ねで示していく地道な努力が、グラウンドワーク三島の力だ。 NPOは、「新しい公共」として企業、行政と共に社会を担っていく役割があり、そうすべき社会状況にあるのは、年間自殺者が3.11の死者より多い事からも益々感じるところだ。そこでの課題は、NPOが会社のように組織として強く、実行力があり、信頼されるものでなければならない。渡辺氏のように強力な個性に頼らずとも組織として成り立たせるためにはどうすればいいのか?そこがNPOが強くなるための一番の課題であると考える。 追記 会社のような組織力(資金調達力とも)も必要だが NPOの特徴である自由闊達さをどう両立していけばいいのだろう? そこは渡辺氏も言っているに、縦割り(上下伝達)でなく、フラットな 関係がヒントになるだろう。
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三島のジャンボさんが、二十年におよぶNPO活動の歴史と実積を記し、現状日本のNPOにおける課題と今後のビジョンをコミットメントした本。 富士山の、バイオトイレ導入は、ジャンボさんの問題意識から出発して、税金なしで行われた。この手法や事例自体に、民間が行う問題解決の可能性が感じられ...
三島のジャンボさんが、二十年におよぶNPO活動の歴史と実積を記し、現状日本のNPOにおける課題と今後のビジョンをコミットメントした本。 富士山の、バイオトイレ導入は、ジャンボさんの問題意識から出発して、税金なしで行われた。この手法や事例自体に、民間が行う問題解決の可能性が感じられる。 行政は、お金があれば立派なことができる思考にとらわれて、何もでき無いか、できても皆が望まない形になりがち。 突起事項 イギリスのグランワーク予算は320億円2008年 総会には歴代首相が参加する。
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