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良いおっぱい悪いおっぱい 完全版 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2010/08/25 |
| JAN | 9784122053557 |
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良いおっぱい悪いおっぱい 完全版
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
もともと1985(昭和60)年に単行本として出、一世を風靡したというエッセイに、2010(平成22年)年の再文庫化にあたって補筆したもの。 なんと伊藤比呂美さんの本書は「育児エッセイ」なるジャンルを開拓したものだとか。それ以前には無かったのだろうか? ユーモアをたくさん交え...
もともと1985(昭和60)年に単行本として出、一世を風靡したというエッセイに、2010(平成22年)年の再文庫化にあたって補筆したもの。 なんと伊藤比呂美さんの本書は「育児エッセイ」なるジャンルを開拓したものだとか。それ以前には無かったのだろうか? ユーモアをたくさん交えながら、妊娠・育児(主に授乳期)について、なかばハウツー本のように解説したエッセイ集なのだが、子を妊娠していることから生じる母体の充溢、母乳をアカンボに飲ませながら自己の身体が限りなく高揚してゆく感じが、ほとんど神話めかした高らかな賛歌のようにイメージングされており、それはやはり男の私には隔絶したありがたい神秘なのである。 ここではマタニティブルーのような事象は起こらず、伊藤さんのこの第1子(長女カノコさん)出産前後の様子は、妊娠し授乳する女性という性に対する、誇らかで絶対的な肯定に支えられており、私はただおそれ敬うしかない。 しかしこのような女性性=身体性への謳歌こそは、伊藤比呂美さんの詩の世界からの当然の帰結ではなかったか。 もちろん時代背景が今とは全然違うのではあるが、今の若い女性が読んでも、なかなかに得るものの多い本ではないか? 少なくとも、五十代の無用のジジイである私には、得るものが多かった。
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- ネタバレ
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イラストがとってもかわいい。伊藤さんの感性は、9割方私と違うが、ときどきどきっとするほど刺さるような感覚もある。 ・痛いのは産婦ひとりです→身もふたもないけど、事実だなぁ。 ・中期はまさに、母乳哺育の黄金期。新興宗教の教祖様的高揚。→言い得て妙。
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広く育児の共感をよぶ内容かと思いきや、かの子語の考察など、存分にヒロミワールドだった。これは並大抵の母では書けない内容だと思った。
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