商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大誠社 |
発売年月日 | 2010/08/22 |
JAN | 9784904835081 |
- 書籍
- 文庫
インテグラ
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インテグラ
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
『ルドルフの数』 ⇒『インテグラ』 『プライムナンバー』 『インテグラβ』 『タンジェント』
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ラキアノベルズ同タイトル作品の文庫化 「ルドルフの数」シリーズ第2作 書き下ろしあり、新規イラストなし 初出 インテグラ……ラキアノベルズ(2001年刊) ウサギの気持ち……書き下ろし
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まさしく「たで食う虫も好き好き」 ルドルフの数においてあんなに情けない当て馬だった忠志が主役になるとは… 忠志は、その依存心の高さ故に憧れの幼馴染に疎まれてることも気付かずストーカーやってました。 ただアブない犯罪者というより、自己主張の方法がわからないNOの言えないタイプのひと...
まさしく「たで食う虫も好き好き」 ルドルフの数においてあんなに情けない当て馬だった忠志が主役になるとは… 忠志は、その依存心の高さ故に憧れの幼馴染に疎まれてることも気付かずストーカーやってました。 ただアブない犯罪者というより、自己主張の方法がわからないNOの言えないタイプのひとで、弱肉強食のヒエラルキーのトップにいるのに疲れた松秀にその大人しさが気に入られたのが運の尽き。 ぱっくり食べられて、愛玩動物のように愛でられ甘やかされていきます。 忠志は松秀に流されて為すがまま、自分の意志のあるところさえわからない困ったちゃんなので、本当のところ自分が松秀を好きかどうかもはっきりしません。 これは忠志の性質といってしまえばそれまでですが、成長過程においてその機会が得られなかったのも一因です。忠志の両親には彼を一個人として扱う考えが全くないんです。不遇といえば不遇。 だから自分より強いもの、綺麗なものにはほぼ無条件に惹かれてしまうというのは、なかなかリアルな人格形成です。 松秀は自分を選ばないし選べない忠志に焦れながらも、彼の人格を尊重しようという余裕はあるので、組み合わせとしては決して悪くないです。 忠志はさおりの愛玩動物であることには充足しているし。 BLを求めると肩透かしをくらいますが、七地的世界観では珍しいタイプの主人公なので、情けない当て馬がスーパー攻め様にぱっくり食べられるシチュエーションが好きな人はどうぞ。
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