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だれかを犠牲にする経済は、もういらない
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ウェッジ |
発売年月日 | 2010/06/27 |
JAN | 9784863100701 |
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だれかを犠牲にする経済は、もういらない
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商品レビュー
3.4
21件のお客様レビュー
・会社がお金を儲けて、その利益を使って何らかの形で社会貢献する それを「公益資本主義」と呼ぶ。 ・元手を使って利益が増えることこそ、会社経営の最大の目的。 ・日本は公益資本主義を理解できる
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原丈人さんの本ということで手にとった一冊。 原さんはもともと考古学をやっていた人だが、そこから発掘資金を稼ぐためにと、スタンフォードで経営学や工学を学ぶ。 スゴイキャリアチェンジだなと思い、どういうことを考えている人なのかと思って読んでみた。 金児昭さんとの対話なのだが、近年の...
原丈人さんの本ということで手にとった一冊。 原さんはもともと考古学をやっていた人だが、そこから発掘資金を稼ぐためにと、スタンフォードで経営学や工学を学ぶ。 スゴイキャリアチェンジだなと思い、どういうことを考えている人なのかと思って読んでみた。 金児昭さんとの対話なのだが、近年の(といっても本書の初版は2010年だが)経済は金融資本が短期的利益のみを求めて動くため経済が混乱しているとしている。そして一部の株主のみが富を独占する傾向にあるとして、長期的な投資の視点や、地道にコツコツとをやらなければならないと語る。 しかし、どうなんですかね・・・初版から5年経った今。 市場というか、世の中的にはまだ新(Neo)自由主義、金融経済優先の雰囲気もある気がするんですが・・。 それに原さんはユビキタス社会の到来を予測していて(先見の明だなぁ)、そこでは日本がリーダーシップを取れるんじゃないか、2015年にはパソコンなんてなくなるかもね!なんてことを言っていたりするのですが、まだパソコンはあるし、日本が得意な小型化便利化が活かせるはずのユビキタスな分野(スマートフォンやウェアラブル)も結局はアメリカ発!って感じでしたしね。 日本もう少し頑張れ(私も)! あと個人的には、やっぱり対話形式の本は読みにくいと実感。 とりあえずもう少しほかの原丈人さんの本も読んでみたいと思います。
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名古屋駅で帰りに読む本が欲しくてキオスクで選んだ本。 さすがキオスクにあるビジネス書はJR系出版社ウェッジからのもの。 前から思ってたんだけどウェッジ社って組合系の色が濃いのでは。 この書籍もゼロサムゲームを追求してしまう欧米スタンダードの金融資本主義を否定してより社会全体に貢献...
名古屋駅で帰りに読む本が欲しくてキオスクで選んだ本。 さすがキオスクにあるビジネス書はJR系出版社ウェッジからのもの。 前から思ってたんだけどウェッジ社って組合系の色が濃いのでは。 この書籍もゼロサムゲームを追求してしまう欧米スタンダードの金融資本主義を否定してより社会全体に貢献する公益資本主義という考え方を提唱している。語り手の原丈人さんは日本人にもこんなにグローバルな人がいるんだなぁと関心したし、もうお一人の金児昭さんはあの信越化学で経理・財務をまかされていた方と異色にも思われる人物の対談形式。欧米型の資本主義はいずれ限界がくると感じていたけど公益資本主義という考え方は確かに日本人の考え方にフィットするかも。日本が世界を変える日がくるのか。
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