商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 1992/12/01 |
JAN | 9784102118061 |
- 書籍
- 文庫
熱い恋
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熱い恋
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
フランス人の感性ってこんな感じなのー⁉︎て思いながら読むのは面白かった。もちろん共通する部分もあるけどね(^-^)情熱というか感情の起伏も激しい!僕が逆にフラット過ぎるのかもしれないが。恋と葛藤と。
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p48 顔を赤らめないであなたに会うことはもうできないわ、それから苦痛なしにあなたとお別れすることも、それからあなたから目をそらさずに人の前であなたに話しかけることも p55-56 けれども心配はー嫉妬より根強くー情熱を促進させる大きな力だということを彼はずいぶん本で読んでいた...
p48 顔を赤らめないであなたに会うことはもうできないわ、それから苦痛なしにあなたとお別れすることも、それからあなたから目をそらさずに人の前であなたに話しかけることも p55-56 けれども心配はー嫉妬より根強くー情熱を促進させる大きな力だということを彼はずいぶん本で読んでいた。 幸福なとき、人はほかの人たちをたやすく自分の幸福の補助者と考えてしまうものだ、そして幸福を失ったときにはじめて彼らがとるに足らない証人であったことを知るのである。 後半、月末の26日に2杯のウイスキーを飲んでお祝いする、というシーンがあるがどういった理由があえうのかわからない。なにかエピソードがあるのかしら
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地方から出てきて出版社で働き始めた20歳の頃は貧乏だった女の子が、20代後半で裕福な理解ある20歳年上の素敵なおじさんに囲われて(しかし本人もおじさんも囲われている、囲っているとは思っていない)、それなりに幸せな生活を送っていたところ、同じように愛人生活を送っている貧乏だけどハン...
地方から出てきて出版社で働き始めた20歳の頃は貧乏だった女の子が、20代後半で裕福な理解ある20歳年上の素敵なおじさんに囲われて(しかし本人もおじさんも囲われている、囲っているとは思っていない)、それなりに幸せな生活を送っていたところ、同じように愛人生活を送っている貧乏だけどハンサムな男の子と恋に落ちる。女の子と男の子と言っても30歳。そして自分で稼ぐ10万フランの給料より人に買ってもらう30万フランのドレスを着て生活する方がいいと、理解あるおじさんのところに戻っていくお話。 色々理由をつけつつも(存在を諦めるとか、なんか哲学的な書き方がされているが)、「働けよ、そんで一緒に生きていこうよ」と言う男を「愛することがすきではなくなり」、働かないで豪勢な生活をする方がいい、というところが実にリアル。60年代前半の本だけど、フランスではベストセラーになったそうだ。こういう人(や社会)が憧れだったからなのか、上流社会を垣間見るのぞき見的嗜好からなのか。よくわからないけど。
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