商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/06/26 |
JAN | 9784062162708 |
- 書籍
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老猿
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老猿
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
藤田宜永の作品といえば、ぼくのなかでは『壁画修復師』がダントツだが、この作品はそれとはちょっと違うテイストの作品。元ホテルマンの中里は浮気がもとで長年連れ添った妻子と別れ、マンションを妻に譲り、父が晩年愛人とともに暮らしていた軽井沢の別荘地に住むことになる。隣人は得体の知れない偏...
藤田宜永の作品といえば、ぼくのなかでは『壁画修復師』がダントツだが、この作品はそれとはちょっと違うテイストの作品。元ホテルマンの中里は浮気がもとで長年連れ添った妻子と別れ、マンションを妻に譲り、父が晩年愛人とともに暮らしていた軽井沢の別荘地に住むことになる。隣人は得体の知れない偏屈そうな「老猿」と名付けた爺さん、春恋という中国人の若い美人の彫刻家を愛人にもつ不動産会社経営者の梅垣。梅垣の自殺を契機に中里と春恋の同居生活が始まり、中里、老猿、春恋の織り成す人間模様を交えながら、物語は予期せぬ方向に展開していく。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
山奥の別荘にて別居していた亭主は不倫をしていたが 妻が乗り込んできて不倫女はつまみ出されてしまう。 急遽、行場のなくなった女は向かい側の家に住む 独り身の男のもとに助けを求め駆け込む。 ごく普通の男の人生に、とんでもない女がクロスする。 女の本当の正体がクネクネと分からないまま事態は進行する。 読み終わっても、なお「もしかして、この女って、、」と さまざまな仮説をたててしまうのであります。
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久しぶりに藤田 宜永の新刊を読んだ。 軽井沢が舞台になったものが相変わらず多い。 お金があっても歳をとって一人で別荘に住むなど ボクには考えられない。
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