商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2010/06/25 |
| JAN | 9784122053342 |
- 書籍
- 文庫
世界の歴史(30)
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世界の歴史(30)
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
図書館で借りた。 ついに世界の歴史シリーズ最終巻。前巻で1990年に入っていたので、早速ソ連崩壊から。前巻の時点で「ザ・現代史」だったが、本書は90年代からの話なので、「あれって80年代(以前)の話だったかな?90年代の話だったかな」という点では非常に整理できる。しかし同時に言え...
図書館で借りた。 ついに世界の歴史シリーズ最終巻。前巻で1990年に入っていたので、早速ソ連崩壊から。前巻の時点で「ザ・現代史」だったが、本書は90年代からの話なので、「あれって80年代(以前)の話だったかな?90年代の話だったかな」という点では非常に整理できる。しかし同時に言えるのは、似たような話が続く印象も受けた。 欧州統合EUの話などは、90年代に入って急速に形が固まり加盟国が増加したものの、始まり自体はそれ以前からだし、アパルトヘイトにしろ第三世界にしろ、敢えて前巻と区別する必要がなければ、まとめて覚えたい・読み通したい内容だ。ただでさえ厚い本なので、最後に来て間延びしたような感覚だったかな。
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冷戦後、体制の解体と民主化に世界は揺れ動いた。グローバリズムの潮流と紛争が続く地域問題の間で、新世紀はどこへ向かうのか?核削減や軍縮・環境問題・情報化などの課題を踏まえ、現代の新たな指標を探る。
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各国、各地域、世界の記述が最後には未来形で終わる「世界の歴史」シリーズ最終巻。 ベルリンの壁の崩壊(1989年)と東西ドイツの統一(1990年)に象徴されるように東西の冷戦が終わる。かつてフルシチョフのスターリン批判からきしみはじめていたソ連は、ゴルバチョフの時のペレストロイ...
各国、各地域、世界の記述が最後には未来形で終わる「世界の歴史」シリーズ最終巻。 ベルリンの壁の崩壊(1989年)と東西ドイツの統一(1990年)に象徴されるように東西の冷戦が終わる。かつてフルシチョフのスターリン批判からきしみはじめていたソ連は、ゴルバチョフの時のペレストロイカやチェルノブイリ原発事故から始まった[p24]といわれるグラスノスチ(情報公開)によってエリツィンなどの急進派の台頭を招き、近隣諸国が独立していくなどで、1991年の独立国家共同体(CIS)発足でロシアをその継承国としてついに消滅した[p137」。独立した諸国は、民族など多くの問題を抱えている(イスラーム系共和国チェチェンへの軍事介入[p55]など)。また、東西ドイツの統一の余波は、ユーゴスラビアの解体、ボスニアなどの国家承認などによってバルカン半島の紛争、内乱を激化させてしまったともいえる[p108,111]。 冷戦下の世界秩序(東西世界の対立、競争が小規模な紛争などを抑制していたというような側面を含む)が崩壊すると、世界は新たな秩序を模索しなければならなかった。国際連合はアメリカを中心に(特に軍事)その秩序の最もたるものである。それを中心にして、IMF(国際通貨基金)や(GATTからの)WTO(世界貿易機関)[p331]などの組織が活性化し、またNATO(北大西洋条約機構)に対抗したワルシャワ条約機構(1991年に解散)などの軍事的結びつきもみられる。 しかし、冷戦後の秩序は主に、経済的な側面において世界全体(IMFなど)、そして地域間の結びつき(EU、ASEANなど)から形成されていったであろう。特にヨーロッパ石炭鉄鋼共同体に端を発するEU(欧州連合)は、消極的だったイギリスも巻き込んだ国家の枠を経済的な側面から超えた大きな、歴史的な結びつきであろう。 日本は第二次世界大戦後から奇跡的な復興を遂げ、アジア経済をリードし、またアメリカと経済摩擦さえ起こすまでになった[p279]。これは朝鮮戦争の戦争特需などもあるが、復興に際しての援助が有償であったこともその経済的自立を促したらしい[p375]。日本の膨大なODA(政府開発援助)が一概に良いと言えるか考える必要があるだろう。 かつては戦争が世界、各地域を刺激して発展を促していた。しかし、二度の先進国を中心にした世界規模の大戦を経て、そのあまりの悲惨さと無意味さに直面した人類は、核兵器などを背景に(次に戦争が起こったら人類は滅亡するであろう)徐々に直接的な戦争から離脱していき、現代はかつての植民地や社会主義体制、冷戦構造のツケを支払う小規模な局地的なものに収束しているようにみえる(民族の問題、イスラーム原理主義との争い、テロリズムとのたたかいなど)。湾岸戦争に見られるように[p130]、戦争はもはや時代遅れ、時代錯誤になったのである。戦争に代わって現代において、世界を結びつけ、発展の刺激となっている大きなものは、経済的な側面(競争、そして協調)と、環境問題であろう。
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