商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2010/06/25 |
JAN | 9784122053328 |
- 書籍
- 文庫
美学入門
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美学入門
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
美学入門、とありますが、特に第二部の内容はある程度西洋哲学について知っていないとなかなか難解と思われ、どういうことを言いたいのだろう、と思うような表現も多い印象は拭えません。「美学」というもの自体がどうしても哲学的な性質を帯びているために、そこをもう少しわかりやすく噛み砕いて、中...
美学入門、とありますが、特に第二部の内容はある程度西洋哲学について知っていないとなかなか難解と思われ、どういうことを言いたいのだろう、と思うような表現も多い印象は拭えません。「美学」というもの自体がどうしても哲学的な性質を帯びているために、そこをもう少しわかりやすく噛み砕いて、中井氏の考える美学の本質を解説してもらえることを期待していたので、少し残念ではありました。 しかし第一部に記されている、美はどういうところにあって、芸術はどこに向かっているのか、というところの論評は、私たちの生活体験や社会の変化に基づいて記されていてわかりやすく、読み応えのあるものでした。 美の儚さに対して自覚的であり、今現在の自分と訣別した先にある未知なるものに美を認識する、というあたりの論評が印象的で、利益追求というベクトルで没個性化する社会にあって「その嗟嘆を芸術は見のがすことができない」という表現に、時代は違えど共感と感銘を感じました。
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パラ読み。 学問として文章で尾を知ることはできるが、私はそれよりももっと、実体験として日を肌から(感覚から)知りたいと思った。
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さすがに端正で抑制のきいた文体だな、と思うけど内容はあまり頭に入ってこなかった。中井の著作はどうも相性が悪いのか。
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