商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2010/05/30 |
JAN | 9784344981652 |
- 書籍
- 新書
低炭素社会
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低炭素社会
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10.6.1 社会問題 : 「 低炭素社会実現に向けた工学の挑戦」 今、低炭素社会の構築というのが人類が直面している重要課題の一つでもある。東京大学工学部広報室主催の講演会のご紹介を。東大の小宮山前総長の基調講演とともに工学部の同分野のエキスパ ートが様々な「工学の...
10.6.1 社会問題 : 「 低炭素社会実現に向けた工学の挑戦」 今、低炭素社会の構築というのが人類が直面している重要課題の一つでもある。東京大学工学部広報室主催の講演会のご紹介を。東大の小宮山前総長の基調講演とともに工学部の同分野のエキスパ ートが様々な「工学の挑戦」についてのセミナーが開かれる。関心がある方は是非ご参加ください。事前登録が不要というのもいいですね♪ タイトルは 「 低炭素社会実現に向けた工学の挑戦」 です。 1.日時 2010年6月1日(火) 18:00〜20:00 2.会場 東京大学教養学部 1323講義室 (アクセス&地図)http://www.c.u-tokyo.ac.jp/access/index.html 3.参加費 無料(事前登録必要なし) 4.プログラム プログラム詳細はこちら < 基調講演 > テーマ 「低炭素社会実現のための戦略とシナリオ」 講師 小宮山 宏(東京大学・前総長、三菱総合研究所・理事長) < 講演 > テーマ1 「太陽・化学エネルギー」 講師 堂免 一成(化学システム工学科・教授) テーマ2 「都市とエネルギー」 講師 花木 啓祐(都市工学科・教授) テーマ3 「原子力エネルギー」 講師 関村 直人(システム創成学科・教授) テーマ4 「熱エネルギー」 講師 鹿園 直毅(生産技術研究所・教授) テーマ5 「電気エネルギー」 講師 谷口 治人(ユビキタスパワーネットワーク寄附講座・特任教授)
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日本は「課題解決先進国」を目標とし「低炭素社会」実現をその柱とすべきだ、というのが著者の主張だ。その背景には地球温暖化こそが今を生きる人類の共通の「敵」であるという認識がある。そして、日本はこの「敵」との戦いをリードすべきであり十分にできると唱えている。そのために「エネルギー消費...
日本は「課題解決先進国」を目標とし「低炭素社会」実現をその柱とすべきだ、というのが著者の主張だ。その背景には地球温暖化こそが今を生きる人類の共通の「敵」であるという認識がある。そして、日本はこの「敵」との戦いをリードすべきであり十分にできると唱えている。そのために「エネルギー消費効率化」を徹底して行うことが目標達成に適うことが銃であることと、実現のための具体的な方策が本書で詳細に述べられている。 本書の中で特に心を動かされた言葉を二つ挙げる。 一つ目は「課題解決先進国」という言葉だ。GDPという指標や所得格差という指標が落ち込んでいるとしても、別の指標でトップを目指せばいい。危機は機会に容易に反転し得る(「危機」と「機会」に同じ漢字が使われているように。または、「ピンチ」ヒッターが「チャンス」の場面に出てくるように)、そのような前向きな姿勢が感じられて快かった。 二つ目は「人類はもはやすべての知識を持っている」だ。著者は自身の経験から、他人が既に持っている知識をいかに見つけ活用するか、が既に重要になっていると考えている。それを著者は「知の構造化」と呼んでいる。 最後に現在のエネルギー政策を巡る議論についてコメントしたい。 筆者は以下に載せたインタビューでも 「日々の生活で効率を高めるということが、これからの世界のエネルギー価格高騰に対する日本の対策になる。それによって、世界をリードするんです。それが、グリーンイノベーションで日本が世界をリードする、ということの意味です」 と本書と同様の主張を述べている。 しかし、電力にばかり議論が集中している今の状況は危うい。熱利用やエネルギー消費効率化への視点が薄れがちだ。電力は日本全体のエネルギー消費の1/4程度*1にすぎない。エネルギー消費効率化のフロンティアは電力よりも熱利用に多く残されていることをより多くの人が認識することの重要さには、筆者も賛同するだろう。 【参考】 ダイヤモンド・オンライン「どうする! 日本のエネルギー」 第四回:著者へのインタビュー, 2012.8.17, 2013.3.17最終確認 http://diamond.jp/articles/-/23354 了
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Linker No.13 工学府修士1年 しおりさん この本は地球温暖化という課題に対して、その本質を解りやすく説明しています。 温暖化の解決策としてはエネルギー消費量の削減が不可欠であり、そのためにはくらしのエネルギーを8割削減することを提案しています。単に提案をする...
Linker No.13 工学府修士1年 しおりさん この本は地球温暖化という課題に対して、その本質を解りやすく説明しています。 温暖化の解決策としてはエネルギー消費量の削減が不可欠であり、そのためにはくらしのエネルギーを8割削減することを提案しています。単に提案をするだけでなく、窓の二重ガラス化、省エネ家電への買い替え、太陽発電やハイブリッドカーの乗り換えなどを実践し、生活レベルを落とさず8割削減を達成したそうです。 また、私の研究内容であるバイオマスエネルギーや原子力発電、風力発電、太陽電池などの新エネルギーの活用がどこまで有望か詳しく解説されており、私も考えさせられることが多くありましたが、その内容は専門外の方でも簡単に低炭素社会の概要が理解できるもので、導入としては最適ではないかと思います。
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