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少女外道
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/05/30 |
JAN | 9784163292403 |
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少女外道
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商品レビュー
3.8
34件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
戦争期の少女たちの短編集。 道を外れていく狂おしい偏愛。 背き歪んだ先にある不幸。 残された者の悲哀。 残酷な戦争下で交わされる、ひとときの夢のような美しい言葉たちに魅了されてしまう。 『標本箱』『有翼日輪』が好みだったが、特に『祝祭』のラストは息を呑む鮮やかさで、何度でも味わいたい。
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戦中戦後の、少年少女たちの日常。 日常なんだけれど、踏み外してしまいそうな、あやうさ。戦争という環境が、あちらとこちらの境目を曖昧にしている。あちらにいってしまうときの、背徳感、エクスタシィ。 それらは日常と繋がっている、と思えるとなんとなく安心する。あちら側を感じながら、いきていくこと。 少女外道、というタイトルがもう全て。
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少女外道 巻鶴トサカの一週間 隠り沼の 有翼日輪 標本箱 アンティゴネ 祝祭 読み始めには耽美的な文章と映りましたが、その実、とても読みやすく、手を止めることがありませんでした。 舞台は戦中戦後が主で、当時の特殊な状況が描かれています。ただ、泥臭いということはなく、むしろ逆でし...
少女外道 巻鶴トサカの一週間 隠り沼の 有翼日輪 標本箱 アンティゴネ 祝祭 読み始めには耽美的な文章と映りましたが、その実、とても読みやすく、手を止めることがありませんでした。 舞台は戦中戦後が主で、当時の特殊な状況が描かれています。ただ、泥臭いということはなく、むしろ逆でしょう。 上品かつフェティッシュな場面が所々にあり、どきりとさせられました。 皆川さんの著作は、エッセイ的な『辺境図書館』を別にして初めてですが、読み続けていくと思います。
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