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日本人ビジネスマン「見せかけの勤勉」の正体 なぜ成果主義は失敗したか
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日本人ビジネスマン「見せかけの勤勉」の正体 なぜ成果主義は失敗したか

太田肇【著】

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日本人ビジネスマン「見せかけの勤勉」の正体 なぜ成果主義は失敗したか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2010/06/01
JAN 9784569779881

日本人ビジネスマン「見せかけの勤勉」の正体

¥1,650

商品レビュー

3.6

34件のお客様レビュー

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2019/08/15

”社内読書会メンバから「最近読んでよかった本」と紹介されたので購入。まえがきの“「やる気主義」はやる気にとって有害なのである”という記述に、はっとさせられた。 シントピック・リーディング(テーマ:現場から頼りにされる人事部メンバになるための実践アイデアを獲得する)での4冊のうち...

”社内読書会メンバから「最近読んでよかった本」と紹介されたので購入。まえがきの“「やる気主義」はやる気にとって有害なのである”という記述に、はっとさせられた。 シントピック・リーディング(テーマ:現場から頼りにされる人事部メンバになるための実践アイデアを獲得する)での4冊のうちの1冊として読んだ。 <読書メモ> ・メガネの21  あえて評価はアバウトに(p175) ・人間関係の濃淡の偏りをなくすには、小さな集団を包摂する大きな集団のウエイトを高くすればよい。(p86) ・やる気をなくさせているものの根源に迫り、それを取り払うことに主眼をおいた(p5) ・管理の効果はすぐ現れるのに対し、その弊害はゆっくり表れる(p68) ・やらされ感は「やる気主義」によってもたらされ、所有感は「やる気主義」を捨てるところから得られる。(p160)  #企業や仕事、部署に対する「所有感」の話。なるほどね。 ・「人の管理」よりも「仕事の管理」を。(p183)  #著者 太田さんは、「そのために上手な片手間を」と説く。 <キーワード> ・5つの足かせ  ★過剰管理、不満、人間関係(まだら、しっと)、評価、目標 ・やる気主義  日本…川上  欧米…川下(アウトプットに近い方に着眼)”

Posted by ブクログ

2019/07/08

管理する側からの視点で考察された「やる気」についての本。 過度なやる気のマイナス面に焦点が当てられ、冒頭から共感できる部分が多かった。 著者の主張がすべて正しいかはわからないが、今後の管理に対する考え方として、ひとつの指針になるかもしれない。 ・「やる気を出せ」と言っても、サイ...

管理する側からの視点で考察された「やる気」についての本。 過度なやる気のマイナス面に焦点が当てられ、冒頭から共感できる部分が多かった。 著者の主張がすべて正しいかはわからないが、今後の管理に対する考え方として、ひとつの指針になるかもしれない。 ・「やる気を出せ」と言っても、サイドブレーキをかけたままアクセルを踏むようなもの。それでは車は前に進まない。サイドブレーキを解除するほうに目を向ける必要あり。 ・やる気をなくさせるものの根源とは? ・日本の若者は消極的、受動的な帰属意識が強い。対して他国の若者は積極的、能動的な帰属意識が強い。 ・高度経済成長ではこれがうまくまわっていた。 ・本物のモチベーションは本人の自発性から生まれる。 ・学生までは「受身のモチベーション」、勉強・スポーツはこなせても、社会人からは「自分からのモチベーション」であり、質が違う。 以下、amazonへのレビュー 著者の言われている「やる気がないのにやる気をアピール」については、世の中で働いている社会人の中には、うすうす気がついている人が多いのではないでしょうか? ただ、それはぼんやりとしたイメージであって、この本を読むことにより、その本質的な部分を垣間見た気がしました。 タイトルの「見せかけの勤勉」もまさにその通りで、自分も深く考えることはせず、なんとなく「まず、やる気を示すこと」が成果・評価に繋がると信じていたように思えます。 他の著者でこのような切り口で書かれている本だと、結果的にスローライフ的な人生を選択することも必要だ、みたいな流れが多いですが、この著者は、リーダーがきちんと導いてあげれば職場内で無用なストレスもなく、健全な社会が実現すると説いてます。 すべての主張に賛同するまでには至りませんが、非常にわかりやすく、自分の中では消化しやすい内容でしたので、他の著書も読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

2018/11/23

伝家の宝刀は抜かない。例えば部下に対して叱ってもよいが、人事権を安易に使わない。 そして、それを公言する。 やる気を引き出す為にはこちらが、あまり入れ込まないことが大切。 やる気主義を捨てることで、やらされ感が払拭され、自発的なモチベーションが発揮される。 やらされ感の対局に...

伝家の宝刀は抜かない。例えば部下に対して叱ってもよいが、人事権を安易に使わない。 そして、それを公言する。 やる気を引き出す為にはこちらが、あまり入れ込まないことが大切。 やる気主義を捨てることで、やらされ感が払拭され、自発的なモチベーションが発揮される。 やらされ感の対局にあるのが、所有感。 仕事では裁量権に近い感覚。 リーダーは必ずしも強い必要はない。カーリングのスイーパーのイメージ。

Posted by ブクログ

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