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朱の丸御用船 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2000/07/06 |
JAN | 9784167169350 |
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朱の丸御用船
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朱の丸御用船
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商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
破船の次に読むと良いと思う。 江戸時代当時の漁村の暮らしが分かって面白い。 吉村昭は、あまりメジャーではない歴史上の事件を切り取って、当時の様子を鮮明に描くセンスが相変わらず絶妙。
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前半は淡々と事実を正確な筆致で書かれていく文脈から、後半の一気に問題解決に向けて、読者の興味を引く描き方は、吉村作品らしいと思う。 人間の心理からポピュリズムを感じる後半と、登場人物の最後の姿まで描き抜く姿勢は感服させられる。
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吉村氏の語りによれば「日本残酷物語」に載っていた記録をヒントに、フォーカスしたとある。記録文学を越えて、文学に昇華せしめているのは氏の筆力だろう。 氏の作品は殆ど読んでいるが再、再々、いや4回くらい読んだのもある。選べと言われても、出来ないほどに、ジャンルごとに素晴らしい内容、...
吉村氏の語りによれば「日本残酷物語」に載っていた記録をヒントに、フォーカスしたとある。記録文学を越えて、文学に昇華せしめているのは氏の筆力だろう。 氏の作品は殆ど読んでいるが再、再々、いや4回くらい読んだのもある。選べと言われても、出来ないほどに、ジャンルごとに素晴らしい内容、展開、人物描写等々筆舌に尽くしがたい。 「破船」とテーマは酷似しているのだが、こちらの方が好きかな。弥吉、きよに微かな光を当て、人物造影を通して天保期の漁業を生業とするしかない寒村の日常と「はれ と け」や諸々にまつわる因習、結束 役人どもの姿が浮かび上がるようになっている。
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