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社会力を育てる 新しい「学び」の構想 岩波新書

902円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/05/20 |
JAN | 9784004312468 |
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社会力を育てる
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商品レビュー
2.7
13件のお客様レビュー
■メモ 非社会化の方の特性 1他人と関わるのが嫌いで苦痛という性向 (predisposition) が強い。文字通り、自分の親も含 め、他の人と直接話したり、一緒に何かをしたりするのが苦痛で嫌いであり、それを避け ようとする性向や心性 (mentality)が著しい。 2他人...
■メモ 非社会化の方の特性 1他人と関わるのが嫌いで苦痛という性向 (predisposition) が強い。文字通り、自分の親も含 め、他の人と直接話したり、一緒に何かをしたりするのが苦痛で嫌いであり、それを避け ようとする性向や心性 (mentality)が著しい。 2他人に対する関心が低く、それゆえ他人を理解しようとする意識も少ない。そのため他者 を理解することが困難になり、それゆえ、他者の立場や他者の身になって物事を考えたり、 他者に共感や同情、感情移入などをすることも難しくなり、他者を思いやるといったこと もあまりない。 3結果として、他者との相互行為が極端に少なくなり、一人で過ごすことが多い。そのため、 「現実」の世界(実際に自分が生きている世界)がどのような世界であるかを他者(すなわち、社 会の他の成員)と共有することができず、言葉の「意味」を共有することもできなくなり、 他者とのコミュニケーションに著しい齟齬が生じる。 4そうした特質ゆえに、人間や社会に対する不信感や不満感が強い。他者との交流がなけれ ば他者といい関係をつくることはできず、他者といい関係ができなければ他者に認められ たり、よく評価されることはなく、結果として、被害者意識が募り、人間や社会に対する 不満や不信がさらに強まり、些細なきっかけで暴発的な行動に走ることにもなる。 人が幸せに生きられる社会を作り出すために、各個人が身につけるべき資質能力として社会力が紹介されている。人とつながる力・つながろうとする心性
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人間は集団の中で生きる動物である。そして、教育の目標はいつの世でも社会力を育てることである。そこで、社会とつながりながら地域がかかわりながら社会力を育てることが大事である。
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『子どもの社会力』を参照しながら、何度か読んだ。 一言【確かにそうなんだけど、…で?】 『子どもの社会力』は、しばらく前になるが大学1年の時に感銘を受けた覚えがある。しかし、この本においては全体として物足りなさを感じた。社会学では「新たな社会像」を提示するものがあるが、ある種...
『子どもの社会力』を参照しながら、何度か読んだ。 一言【確かにそうなんだけど、…で?】 『子どもの社会力』は、しばらく前になるが大学1年の時に感銘を受けた覚えがある。しかし、この本においては全体として物足りなさを感じた。社会学では「新たな社会像」を提示するものがあるが、ある種本書と同様の社会像を指摘するものも少なく、また幅広く浸透している論説であることから具体的な議論を求めて本書を手にとった。よって本書に求めていたのは、同様の社会像を単に指摘に終わるのではなく、「具体的に社会力を育てるには?」といった内容であった。正直、そのような内容を想定していると少し物足りない。 ただ、大学入りたての入門書としては良いかもしれない。 〜〜〜 4点ほど ■1つ目 【最良の入門書】 「社会化」を学ぶに当たり、満遍なく網羅されており、昨今問題に挙がる項目が並べられている印象。大学の前半のうちに出会っていれば、本当に面白く読めたという印象。 ■2つ目 【納得する。と でました。】 述べられていることに基本的には納得。やはり当たり前だけど、大切にしなければならない核心なるものを再確認できる。しかし反面、「でましたその論説」と思うようなものが多数。過去との比較を持ちだし、現在を批判的に述べることにより、現代の若者が多くの問題を抱えているというもの。もちろん、当事者として気づかないこともあるだろうし、納得できることもある。しかし、実際の人々との関わり合いを通じて感じることは、「いや若者だけではないし、むしろ・・・」ということである。 ★3つ目 【事例紹介が上っ面、今求められているのは…】 著者の年齢も考慮すれば仕方がないのだろうけれど、後半に挙げられる事例情報がテレビニュースと同レベル。 今日、形だけ「社会力育成」のようなことを掲げる取り組みも少なくなく、求められているのは具体性。写真や一時的な映像では汲み取れなさそうな、関わり合い、相互行為があり、そこで葛藤、様々なゆらぎがあるはず。 そのようなことは、この本で述べられている核心であるのに、そのような具体的な相互行為に迫る記述は少ない。 〜〜〜 4年前に書かれていることを考慮しても、よくある論説と上っ面の事例紹介。確かに再確認させられることもあり、そのようなことを確認するには適しているが、どうも物足りなさを感じてしまう。
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