商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2010/04/30 |
JAN | 9784062161992 |
- 書籍
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ファミリー・シークレット
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商品レビュー
3.3
27件のお客様レビュー
小説かと思ったら・・・ なんと実話 柳さんのお話で それも、とんでもないお話で スッキリしないまま・・・
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図書館で手に取った。母の日の特設コーナーだったのかもしれない。 今、読むべき時だった。 読み進まなかった時、息子さんへの怒りで作者が張り詰めている場面。私にもこういう事があったのでは無いかと深い深い反省。 先が気になってどんどん読み進んだのは心理士さんとのカウンセリングの中で作...
図書館で手に取った。母の日の特設コーナーだったのかもしれない。 今、読むべき時だった。 読み進まなかった時、息子さんへの怒りで作者が張り詰めている場面。私にもこういう事があったのでは無いかと深い深い反省。 先が気になってどんどん読み進んだのは心理士さんとのカウンセリングの中で作者が解放されていく様子。また、お父様の過去の記憶。興味深かった。 「ご家庭でも、よく言って聞かせてください」と学校から言われたり、そう感じる社会。追い詰める言葉と記されてあったが、原因はそこには無いんだと気づいた。 自身をつくったのは先祖からの連鎖?だけど、されて嫌だったことの1番や2番は他人にしていない筈。絶対に。そして言葉にできていない愛情は溢れるほどある。 この本を書いてくださった柳美里さんありがとうございました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
自身の親からの、そして子どもへの虐待を題材としたノンフィクション。 諸刃の剣のような文だと思った。 そしてなんて自虐意識の強い人なのだろう。 彼女は話すことが不得手だという。 だが、彼女の書くことはとても攻撃的だ。 他者を攻撃し、自己をも傷つける。 児童虐待を受けたことも子どももいない私は其の事について想像する... 暴力、育児放棄、ニュースを見、記事を読み想像する。 ヒステリックに子どもに怒鳴りちらす、子どもが間違ったことをしたから。 自分の感情が暴走して思わず手が出る。 ありえるのではないかと思う。 一度なら許されるのか?繰り返すからいけないのか? 感情が暴走することがいけないのか?冷静ならばたたいてもいいのか? そしてすべて曝け出し自らの傷を抉り続ける彼女について。 想像しかできず、考える。
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