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俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長 電撃文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/05/10 |
JAN | 9784048685481 |
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俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長
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俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長
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商品レビュー
2.9
9件のお客様レビュー
典型的な作風ながら実に良いテーマ
男っぽい言葉遣いで、さり気なく主人公ラヴ全開な幼馴染み【伏城野アリス】はかなり良い。その完璧超人っぷりの割に想いが上手く伝わらず愚痴るキュートな一面も見せる。少々出来が良過ぎる気もする主人公【兎沢紅太郎】もなかなか。人間と人外、勇者と魔王、それぞれの生徒会と生徒会長が覇権を争う構...
男っぽい言葉遣いで、さり気なく主人公ラヴ全開な幼馴染み【伏城野アリス】はかなり良い。その完璧超人っぷりの割に想いが上手く伝わらず愚痴るキュートな一面も見せる。少々出来が良過ぎる気もする主人公【兎沢紅太郎】もなかなか。人間と人外、勇者と魔王、それぞれの生徒会と生徒会長が覇権を争う構図に、紅太郎とアリス、そして生徒会の面々との胸キュンが絡む展開にはどことなく既視感が漂うし、人間=勇者、人外=魔王という安易さには「なんでこぅ人間本位なのかなぁ?」と訝しんだが、これが作者自身も理解したうえで、本作のテーマを示すためにあえて課した設定だと分かってから趣が変わってくる。むしろ、人間本位の設定だからこそ活きてくるストーリーであり、ある種の偏見と孤独について実に良いテーマをライトにさらりとスマートに示したことが本作の最も優れた点であろう。確かに理想に過ぎる話かもしれないし、テイストとしても少々ユルいかもしれないが、このテーマについて少しでも考えを巡らせる、そのきっかけになるだけでも価値があると思う。主に序盤での多少とっつきにくい文章やスベリ気味のギャグ、ちょっとした矛盾に都合の良さといった、デビュー作らしい拙さも散見するものの、図らずもアリスに内緒で自分の使命と役割を決意した紅太郎が、時に敵対関係を乗り越えて手を組み、最後は仲間と一緒に「善意の嘘」を少しだけ織り交ぜながら事態の解決にあたる流れに爽やかな心地良さを感じた。紅太郎と魔王、アリスと勇者、敵にして味方、幼馴染みにして好敵手という面白い関係の今後が楽しみである。しかし、これ、どうやって“本当の”正体を明かすのかな?あと、あれだけアリスの言葉がフラッシュバックしたなら、その想いにも気付けよなー、と思ってしまうが、それよりアリスが魔王に恋しちゃったらどうする、紅太郎クン? 【追伸】 2010/05/11 付で上記のようにレビューした作品だったが、2010/6/8 付で電撃文庫編集部と作者からの「お詫び」が電撃文庫のサイトに掲載された。作者本人が認めたのだから疑惑から確定へ……なんとまぁ。こうなると絵師さんが不憫に思えてくるなぁ。
DSK
人と人外が共学している学校には、ふたつの生徒会がある。 勇者生徒会長が幼馴染で、魔王が主人公。 ロミオとジュリエット的な感じかと思ったら 幼馴染はまったくこっちに気が付いていなくて 本当に幼馴染か? と主人公に疑われてますw それを言うなら…ですけど、脳天的な幼馴染ルートです。...
人と人外が共学している学校には、ふたつの生徒会がある。 勇者生徒会長が幼馴染で、魔王が主人公。 ロミオとジュリエット的な感じかと思ったら 幼馴染はまったくこっちに気が付いていなくて 本当に幼馴染か? と主人公に疑われてますw それを言うなら…ですけど、脳天的な幼馴染ルートです。 魔王生徒会では、ツンデレとナデポと…姉御? 姉御は単なるキャラだけで、参戦はなしっぽいですが。 正体が知られると負け、という人外だからこそのハンデは 主人公が人間、という事でものすごい不利。 しかし壇上でやった、主人公の卑怯技も問題あり、です。 あれは…女の子にやるにはちょっと…。 魔王っぽいと言われれば、そうですけど。 とりあえず、何があろうとも、そこが生徒会室であっても うかつな事は口走らないのが身のため、です。
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表紙が可愛い少女のイラストでとても手を伸ばしたくなり、 実際に書店で手を伸ばし、中をぱらぱらととばし読みしました。 あちこちに漂う既視感に落ち着かない気分にさせられ、 結局購入せずにその場を離れたのですが、 数日後何処の書店でも見かけなくなったので心中複雑でした。 買...
表紙が可愛い少女のイラストでとても手を伸ばしたくなり、 実際に書店で手を伸ばし、中をぱらぱらととばし読みしました。 あちこちに漂う既視感に落ち着かない気分にさせられ、 結局購入せずにその場を離れたのですが、 数日後何処の書店でも見かけなくなったので心中複雑でした。 買ってじっくり読んでみるべきだったか?と。 しかしその後疑惑が持ち上がり、作者も認めた事により マボロシの1冊となった様です(^^;) 最近のラノベは飽和状態で、世界観やら設定やらキャラやら 文章やらともう色々と類似する作品が増えていると感じます。 その中でより自分に合う作品を発掘するのも結構大変です。 そうした状況にあっては表紙の印象というのは重要ですね。 ですがいくらイラストが良くても話にのめり込めないと 結局は作品としての価値は薄れてしまいます。 バカテスのファンである私ですが、確りと読まなかったので その盗用部分とやらを指摘する事は出来ませんでした。 しかし、印象として上述した様な既視感が感じられましたし、 実際にバカテスのみならず多数の他作品が流用されていたのでしょう。 元ネタに敬意を表した上で、きちんとそうと分かる形で示していたならば きっとこの様な結果には至らなかったのでしょう。 恐らくその程度の文章力は持っていたのでしょう。 であるだけに自身の世界を描けなかったのは勿体ない事です。 それとも文章力があっても想像力に欠けていたのでしょうか。。 最近のラノベの出し方も考えなければならない時期に来ている様に思えます。 このタイトルからして既に何かの寄せ集め感がぷんぷんしているのですよね。 タイトルだけで私は二の足を踏んだのですから。 これに限らず、他の作品についても、ひらがなで略語化したり 小さい“つ”を加えたり、“!”を加えたり、“とある”としてみたり。。。 設定やら内容にしても結構どうかと感じるものが増えています。 でも購読者は案外余り色分けよりは 似た様な形でパッケージし直した様なものを求めていたりするのかなと思わないでもありません。。。 これが売り出しで品切れまでいったところにそうした雰囲気が感じられそうな。。。
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