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ダロウェイ夫人 光文社古典新訳文庫
858円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2010/05/10 |
| JAN | 9784334752057 |
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ダロウェイ夫人
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ダロウェイ夫人
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商品レビュー
3.7
35件のお客様レビュー
角川を途中まで読んで苦痛だったので新訳に切り替えました。 めちゃくちゃ読みやすく、とても面白かった。登場人物一人ひとりがとても活き活き描かれていて面白い。 伏線の回収からラストに向かって駆け上がっていく感じも素晴らしい。
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セプティマスの話はほんの少し面白いくらい、最後のパーティかなり尻すぼみ、視点がさらっと変わるので読みづらい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
視点の使い方が特徴的。 クラリッサの視点かと思えば次のページではレーツィアに、はたまたメイジーに……それだけでなく一人称で語られたり三人称で語られたり……忙しさを感じる記述だった。 これにより個人的には読みにくく感じたが、ひとつの物事を複数人の視点から見れるのは面白い。 話の軸はクラリッサとセプティマスの2軸。 終盤までこの軸は独立を保ったまま同時並行的に話が続いていく…… 正直、この2軸(幸福の中の不幸を見出す視点・不幸の中の幸福を見出す視点)は交わりようがあるのかと思いながらページをめくっていたが、交点を見つけた時は驚いた。 パーティという幸福の象徴的なものの中に自殺という不幸の象徴的なものが入り込むことで、より一層対比が明らかとなり、彼らの感情が強調されていたように感じる。 いちばん印象的だったのはセプティマスが自殺するシーンだった。 冒頭ではレーツィアは彼がシェルショックによって心からの会話が出来ないことを嘆いていたが、中盤で一時的に回復したような様子を見せたことで深い喜びを感じていた。しかしその直後、「人間の本性」がやってきたことにより彼は自殺という結果に至ってしまった。この場面はレーツィアの心情を考えると胸が痛い。希望の見えない生活の中でようやく差した希望の光が一瞬にして潰えてしまった。そしてその様も惨いものであった。 この話の後にピーター・ウォルシュが救急車のサイレンを聞いて「文明の勝利だ」なんて言って喜びに浸っているのも、この無惨さを強調させていると思う。
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