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権威の概念 叢書・ウニベルシタス935
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権威の概念 叢書・ウニベルシタス935

アレクサンドルコジェーヴ【著】, 今村真介【訳】

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権威の概念 叢書・ウニベルシタス935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 2010/04/26
JAN 9784588009358

権威の概念

¥2,530

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2016/05/15

緻密な議論。形而上学的な分析もありながら、たしかに現実を説明しているように感じた。哲学なのに日常のニュースにも当てはめられそうな感じ。 自身の研究を不完全なものとし、学問が絶えず書き直されていくべきことを意識した姿勢を、卒論を書く上で覚えておきたい。 ただ読むのには苦労した。...

緻密な議論。形而上学的な分析もありながら、たしかに現実を説明しているように感じた。哲学なのに日常のニュースにも当てはめられそうな感じ。 自身の研究を不完全なものとし、学問が絶えず書き直されていくべきことを意識した姿勢を、卒論を書く上で覚えておきたい。 ただ読むのには苦労した。でもこの苦労が教養を得るために必要なんでしょうね

Posted by ブクログ

2014/11/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 権威とは何か? 人類史上、あらゆる国家や政治権力を基礎づけてきた神秘の力の由来とは? パリでの伝説的ヘーゲル講義で知られるロシア人哲学者が、1942年にドイツ占領下で書き上げた本書は、父・指導者・主人・裁判官という四つの権威類型の分析を通じて、きわめて独創的で普遍的な政治理論を構想しようとする。 長らく未刊であった第一級の哲学的ドキュメント。 [ 目次 ] 予備的考察 A 分析(現象学的分析;形而上学的分析;存在論的分析) B 演繹(政治的適用;道徳的適用;心理学的適用) 付録(ペタン元帥の権威の分析;国民革命に関する考察) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2013/02/12

コジェーヴって、フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』が評判になったときに、その歴史観の祖がヘーゲル→コジェーヴだってことで、そのとき、初めて名前を聞いた。 これ読んで、彼が「キリスト教倫理と仏教倫理の究極目標」について研究し、サンスクリット語、中国語、チベット語の習得を志してい...

コジェーヴって、フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』が評判になったときに、その歴史観の祖がヘーゲル→コジェーヴだってことで、そのとき、初めて名前を聞いた。 これ読んで、彼が「キリスト教倫理と仏教倫理の究極目標」について研究し、サンスクリット語、中国語、チベット語の習得を志していた、ことを初めて知って驚いた。 そういう人だったの・・・・・。 彼のヘーゲル講義には、バタイユ、クロソウスキー、メルロポンティなどが集まってる。すげー。 コジェーヴ流に解釈されたヘーゲル哲学の本質は、主人と奴隷の弁証法と、言われてるそうだ。 そういえば、フランシス・フクヤマの本にそんなこと書いてあって、「何これ?」ってカンジだったんだけど、ここから来てたのかー。 第2次世界大戦後、彼は、フランスの対外経済関係局に勤める官僚となって、ヨーロッパの戦後復興に尽力したことは知ってた。 コジェーヴって、不思議。

Posted by ブクログ

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