商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/04/10 |
JAN | 9784163289601 |
- 書籍
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虚擬街頭漂流記
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虚擬街頭漂流記
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
VRという題材を活かした実に巧妙なミステリ。Who, How, Whyどれもよく練られている。物語の構成も見事だ。そして日本での刊行が2010年であったことを知り驚く。華文ミステリの台頭は最近のことだと思っていたが、当時からこんな作品が執筆・翻訳されていたとは。2015年以降は台...
VRという題材を活かした実に巧妙なミステリ。Who, How, Whyどれもよく練られている。物語の構成も見事だ。そして日本での刊行が2010年であったことを知り驚く。華文ミステリの台頭は最近のことだと思っていたが、当時からこんな作品が執筆・翻訳されていたとは。2015年以降は台湾でも新作を出していないらしいのが残念だ。
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仮想空間で産み育てていた死んだ娘が間違って人を殺してしまったという話。縁は仮想であっても義理であっても、血の濃さではなくその人その人の性格・資質によるところが大きいのだろうなあと感じた。 ギミックとしては、仮想空間で現実の80%の力が出せるというのがやや疑問だった。相対的な制限ではなく絶対的な制限(○○キロ以下)を設けるのが、MITでドクターまで取った研究者なら、やることなのではないかと。それもソフトウェアではなく現実世界のハードウェア側に。ただそこを制限してしまうと殺人事件が起こらなくなってしまうから無理なのかな。まあそこがやや不満だったので☆4です。
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■第1回島田荘司推理小説賞の受賞作品って帯のキャッチを見て思わず借りちゃったんだけど、読み始めてみると台湾の作家の作品だった。なので、地名とか人名がすっと入って来なくいんだよね。だから最初はちょっと苦戦した。(笑) ■舞台が近未来の台湾なので、SF風味のミステリーとしてもなかな...
■第1回島田荘司推理小説賞の受賞作品って帯のキャッチを見て思わず借りちゃったんだけど、読み始めてみると台湾の作家の作品だった。なので、地名とか人名がすっと入って来なくいんだよね。だから最初はちょっと苦戦した。(笑) ■舞台が近未来の台湾なので、SF風味のミステリーとしてもなかなか。あちこちにトラップが仕掛けてあって、読み終わるころには結末はなんとなくわかっていたのに、それでもやられた感たっぷりで読み応え充分。その上、読後は『感動!』って感じになること間違いなし。 ■週末の忘年会@温泉に持ち込んで読了。
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