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オーディンの鴉
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オーディンの鴉

福田和代【著】

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オーディンの鴉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2010/04/07
JAN 9784022507341

オーディンの鴉

¥1,870

商品レビュー

3.5

57件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 現代社会の恐怖
  • 特捜部の真実
  • 個人情報漏洩の脅威
  • ネット社会の葛藤
  • 代議士自殺の真相
  • SNSと恐怖の対峙
  • 国家権力の陰謀
  • 読者への警鐘
  • 追求する検事たち
  • 複雑な人間関係

個人情報の流失という現代のテーマを扱ったこの作品は、特捜部の検事たちが直面する恐怖と真実の追求を描いています。代議士の自殺をきっかけに、彼らはネット上に広がる情報の脅威に立ち向かうことになります。最近のSNSの普及により、個人情報の漏洩が身近な問題として感じられる中、物語は読者に深い考察を促します。登場人物の一人、安見の視点からは、ネットの危険性とその複雑さがリアルに描かれ、特にネットを利用する人々にとって共感を呼ぶ要素が多く含まれています。作品の終わりには、国家権力の中に潜む不気味な存在への恐怖も感じられ、読後には考えさせられる余韻が残ります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2019/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

虚構はあまり読まん(好かん)のだけど、専門家筋にかなり評判がいいので読んでみた久々の小説。 むかし仕事で、パソコンセキュリティを啓蒙するための小小説(クサい小話)を書いていたことがあるが、その時のことを思い出した。 パソコンセキュリティでは、クラッキングや情報漏洩といったトピックがあるにはあるが、それらは目に見えにくい。悪意のハッカーと言っても基本的に愉快犯が多い中で、それを踏み越えて具体的に他人を陥れようとする等の犯罪行為が割に合わないこともあって、あからさまな“被害”が生じることはそうそうないからだ。 だから、そのような“事例”を造りだそうとしても、小さい素材を膨らましたり、あるっちゃあるけどないよね・・・というシチュエーションをムリに作ったり、同じできごとを登場人物の入れ替えで何度も使ったりしつつ、可能性と不安を水増しせねばならない・・・つまり話のための話、事件のための事件、小手先のつじつま合わせ、ということだ。 オレの駄文と較べちゃってはすごく申し訳ないんだけど、この小説にも、似たようなニオイを感じざるを得なかった。 確かにITは時代や社会の骨格となり、ひとたび歯車が狂えばこういう事件も容易に起きるかも知れない。が、実際にこういう筋になるかは疑問で、舞台装置や話運びの旧態依然さとも合わせて、なんかウソ臭いのである。 後半、人死にがあってからけっこう盛り上がっては来るが、検察=上昇志向とか、右翼の大物とか(圧力のかけ方とか不自然なんだよねー)のプロトタイプ臭さや、ケータイの着信やらIPの取り扱いといったディテイルのほつれ、なぜ犯人がペラペラお喋りなのかなど、小説としての生煮え感はどうしても気になる。キャラも立ってないしテンポも遅い。 近ごろ小説を読まない(読めない)のはそういう思いをすることが多いからなんだが、なんだろう、これは小説が現実のスピード感や数奇さに追いついてないからじゃないだろうか? と思わさる、ネット時代な昨今である。

Posted by ブクログ

2019/06/14

これが未来の事だったりファンタジーの世界であったりするのではないことには戦慄を覚えます。SNSやページ閲覧履歴はもちろん、ネットショッピング、Suicaでの移動、携帯やカードの使用、さらには防犯カメラまで。私たちは個人情報をダダ漏れにしていることを忘れてはならないことを再認識しま...

これが未来の事だったりファンタジーの世界であったりするのではないことには戦慄を覚えます。SNSやページ閲覧履歴はもちろん、ネットショッピング、Suicaでの移動、携帯やカードの使用、さらには防犯カメラまで。私たちは個人情報をダダ漏れにしていることを忘れてはならないことを再認識しました。ですがフィクションとしてはとっても面白かったです。最後の対決場面での展開に喝采したくなりました。彼がいなかったら逆転はありえなかった。現実にやろうと思えば同じことができるだろうと思えるのが、さらに怖かったりもします。

Posted by ブクログ

2018/10/08

132:今まで読んだ福田作品の中ではいちばん面白かったです! 気になっていた(と言うと不遜ですが)高村作品ぽさも今回はほとんどなく、IT犯罪という福田さんお得意の舞台で思う存分筆をふるわれたのだなあと感じました。 防犯カメラの画像やICカード・キャッシュカードの使用履歴、携帯電話...

132:今まで読んだ福田作品の中ではいちばん面白かったです! 気になっていた(と言うと不遜ですが)高村作品ぽさも今回はほとんどなく、IT犯罪という福田さんお得意の舞台で思う存分筆をふるわれたのだなあと感じました。 防犯カメラの画像やICカード・キャッシュカードの使用履歴、携帯電話やPCのメールボックスにもアクセスできる、すなわちネットを介した個人情報ほぼ全てを掌握するという謎の組織「オーディンの鴉」、その存在だけでも気持ち悪いのに、実際に個人情報が明るみに出され、拡散し炎上し……という、もはやフィクションと構えていられないリアリティや、流出したデジタル情報だけで構成された「個人」とリアルの個人の乖離など、面白いながらも背筋が寒くなる小説でした。重厚なのに先へ進むのが楽しみでならない、そんな魅力的な一冊です。

Posted by ブクログ

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