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奈良の鹿
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奈良の鹿
¥1,540
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
写真がよい、奈良公園の鹿の日常が切り取られている。 鹿の事がよくわかるが、歴史・位置づけのあたりは、少し難しかった。
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奈良の鹿・・・奈良公園の鹿と係わる人についての本。 第一章・・・奈良の鹿愛護会の活動について。 人と鹿の共存の難しさ。農作物の被害、 人の事故、鹿も事故。 その間に立つ会の苦労、資金難。 それでも、鹿への想いは熱い! 第二章・・・鹿せんべいについて。 鹿せんべ...
奈良の鹿・・・奈良公園の鹿と係わる人についての本。 第一章・・・奈良の鹿愛護会の活動について。 人と鹿の共存の難しさ。農作物の被害、 人の事故、鹿も事故。 その間に立つ会の苦労、資金難。 それでも、鹿への想いは熱い! 第二章・・・鹿せんべいについて。 鹿せんべいは、鹿にも人にも大事なもの。 なんと無添加。 奈良の鹿愛護会の資金でもあるという。 第三章・・・鹿糞とコガネムシの関係。 奈良公園・春日神社には46種のコガネムシが 生育している。 奈良公園が糞だらけにならないのも、 ハエがほとんどいないのも、コガネムシのおかげ。 短文ながら、一番興味が湧きました。 第四章・・・春日大社と鹿について。 鹿島から、武甕槌命が白鹿に乗って三笠山へ お遷りに。それから始まる春日大社と神鹿の 歩みを、古文献から紹介。 奈良の鹿を描いた画家の話は興味深い。 (表紙の装幀) 第五章・・・神鹿の始まりから江戸末期までの歴史。 時の権力者によって振り回される鹿と人。 神鹿を殺めると死罪だったとは。 石子詰という刑がスゴイ。 第六章・・・明治~終戦までの歴史。 人の住環境と農地が鹿の国と急接近したことに より、数々の問題が発生する。 時の知事たちの政策も・・・。 ラッパの鹿寄せは明治後期から始まっていたのね。 第七章・・・童話「白いシカ」 思わずほろっとさせられる佳作です。
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東京の人で、奈良公園をシカ公園と呼んでいる人がいました。そういう人には、本書はいろいろと教えるところがあります。ただ残念なことに、この本はオムニバス形式なので、書物としての統一感がありません。雑多な感じが濃厚です。誰かが一人、責任をもって執筆すべきだったのでは…。
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