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地方統治体制の形成と士族反乱
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地方統治体制の形成と士族反乱

堤啓次郎(著者)

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地方統治体制の形成と士族反乱

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 九州大学出版会
発売年月日 2010/03/01
JAN 9784798500096

地方統治体制の形成と士族反乱

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2022/01/01

幕末から明治の九州の状況について、かねてから疑問があった。明治維新は「薩長土肥」といわれるように、九州にあった、あるいは近い地域の士族が中心となって新しい中央集権国家を作ったともいえるのに、どうして西南戦争などの大きな内戦が起きたのか。 この本は「肥前」佐賀県の明治期に注目して...

幕末から明治の九州の状況について、かねてから疑問があった。明治維新は「薩長土肥」といわれるように、九州にあった、あるいは近い地域の士族が中心となって新しい中央集権国家を作ったともいえるのに、どうして西南戦争などの大きな内戦が起きたのか。 この本は「肥前」佐賀県の明治期に注目して、廃藩置県から佐賀の乱鎮圧、そして自由民権運動までを論じている。 この本を読むまで、明治の初めごろに頻発した農民一揆と士族反乱を関連づけて考えたことがなかったので、特に第1章を興味深く読んだ。 土地の扱いや税の徴収方法が江戸時代から大きく転換したことで、明治初期に農民が税負担と貧困に苦しんだということは良く知られている。佐賀県の場合は干ばつなどの自然災害で更にダメージを受けていたという事もこの本で初めて知った。

Posted by ブクログ

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