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アジアのハリウッド
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アジアのハリウッド
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
アメリカはインド映画の輸出先として最大の収益を上げている。 パキスタンでは違法であるにも関わらず、半ば公然とインド映画が放映されている。 イスラム国でインド映画が市民権を得ている理由として、インド映画には露骨なラブシーンがないところがイスラムの倫理感と合致している。 ヒンディー映...
アメリカはインド映画の輸出先として最大の収益を上げている。 パキスタンでは違法であるにも関わらず、半ば公然とインド映画が放映されている。 イスラム国でインド映画が市民権を得ている理由として、インド映画には露骨なラブシーンがないところがイスラムの倫理感と合致している。 ヒンディー映画(ボリウッド)と南インド映画では音楽、ダンス、ヒーローなどの嗜好が異なる。 欧州ではイギリスが圧倒的に人気ある。
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非常によくできた本。 21世紀の大国として伸びゆくインドの、抹香臭い宗教などの話題ではなく、<映画>という超現代的な分野のことを扱っている。それでいて、文化についても記載が多く、映画の話題から自然に異文化理解も図れるようになっている。 まだ読了前だが、インドのことが呑み込めたよう...
非常によくできた本。 21世紀の大国として伸びゆくインドの、抹香臭い宗教などの話題ではなく、<映画>という超現代的な分野のことを扱っている。それでいて、文化についても記載が多く、映画の話題から自然に異文化理解も図れるようになっている。 まだ読了前だが、インドのことが呑み込めたような気がする。 これまで冷や飯を食べてきたドキュメンタリー映画作家が、グローバル化と多チャンネル化で需要が高まり、状況が一変しているという。こういうことが、何気ないタッチで書かれていて、ふ~んとさせられることしきり。 「ムトゥ」の字幕作りに関与したという著者の思い入れと蘊蓄が伝わってくる。「ムトゥ」をもう一度見たくなった。 このままだと、日本映画も質の面でもインドに追い抜かれる日は近い。
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