商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2010/03/05 |
JAN | 9784022645418 |
- 書籍
- 文庫
波紋
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商品レビュー
3.8
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過去を閉ざし、血のつながらない娘と暮らす漢方医・有安。ある日、薬種問屋の息子が何者かに斬られ、診療所に運ばれてきた。彼は、制止の境をさまよいながらも、自らが目撃した事実を口にする。それは、やがて江戸を騒がす事件へと発展していき・・・・・
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冒頭の話、「笑う女」が恐ろしすぎて… 悪口を言っている人間だけでなく、直接口にせずとも同意して笑っている人間も、被害者からしてみたら同じなのだということに、改めて戦慄を覚えた話だった。 当然、復讐はやってはいけないことなんだけど、でも、無念だよね、そりゃあ… なんだか、創作だと分...
冒頭の話、「笑う女」が恐ろしすぎて… 悪口を言っている人間だけでなく、直接口にせずとも同意して笑っている人間も、被害者からしてみたら同じなのだということに、改めて戦慄を覚えた話だった。 当然、復讐はやってはいけないことなんだけど、でも、無念だよね、そりゃあ… なんだか、創作だと分かっているはずなのに、思わず自分のこれまでを振り返って反省したくなってしまった。 自分の過去はあっさり忘れてしまう性質なので今すぐには思い出せないのだけれど、少なくとも、自省して謝ることのできる人間でありたいところ。 …その前に、そこまで激しい恋をしたことがないのだけどね。 恋情って、老いも若きも怖いものだ。
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時代小説のわりに読みやすくすらすら読める。有安先生と娘のお雪ちゃんの関係が、実の娘じゃないけど、とても微笑ましく、有安先生も周りの人も人情深く、心温まる。 今後、本当のことを知ったお雪ちゃんがどうするのか、気になるところ。 だんだん面白くなってきた!
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