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博士号のとり方 学生と指導教官のための実践ハンドブック
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 出版サポート大樹舎 |
発売年月日 | 2010/01/25 |
JAN | 9784990455507 |
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博士号のとり方
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商品レビュー
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博士課程に進み、博士号を取得するということの 解像度がぐっと高まった。 指導教員との距離感、研究活動の負担、コミュニティの重要性など今後もお世話になる予感。
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※このレビューにはネタバレを含みます
( 1)学生は「その分野のプロの研究者になる」というはっきりとした目標を持つことが大切である。 ( 2)学生は,博士課程に入学する前から大学院等に関する情報を収集しなければならない。 ( 3)博士課程の本質は,その分野のプロの研究者を育てることにある。 ( 4)学生は,プロの研究者としての水準を知り,それを超える努力をする決心をしないと,途中で挫折する危険性が高い。 ( 5)研究の型には,1.探究型研究,2.検証型研究,3.問題解決的研究という3つの型があるが,博士課程として最適なのは,2.検証型研究である。 *仮説検証型の研究は、提示した仮説が正しいかどうかを検証することを主たる目的としている(Saunders et al, 2000)。一般的には、今までの理論研究から演繹的に仮説を導き、測定可能な操作仮説を構築して検証を行う。 ( 6)研究の成果として提出する博士論文には型があり,1.序,2.先行研究,3.研究方法,4.成果,5.議論,結論と貢献という共通の型を踏襲すべきである。 ( 7)博士課程のプロセスでは,3年間の研究段階ごとに,何をすべきかの研究計画が出発点となり,計画表に基づいて進捗状況を常にチェックし,小論文を公表しながら,完成を目指すべきである。 ( 8)学生は,指導教官に対して,初めは「理想的なロール・モデル」として,次には,情報を与え合う「研究仲間」として,最終的には,研究と指導方法を分かち合う「同僚」として接することができるように,段階を踏んでうまく付き合わなければならない。 ( 9)セクハラ,嫌がらせ等,研究に対する障害がある場合には,それを取り除く必要がある。 (10)審査制度を理解して,特に口頭試験の準備を怠らないようにしなければならない。 (11)指導教員は,学生の望んでいることをよく理解し,学生の人格を尊重しながら,定期的に学生に会い,効果的なフィードバックを行ないつつ,学生の研究の進捗状況を常に把握しなければならない。 (12)研究機関は,研究設備を整え,学生に財政的な支援をするだけでなく,学生と指導教員のコミュニケーションがうまくいくように,指導形態のガイドラインを作成するなど,制度自体の改善に努めつつ,学生の論文作成の進捗状況をモニターしなければならない。
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英国での博士課程における学生と指導教員の関係など。メンターは必ず二人以上、など実践的なヒントも多数。オススメ!
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