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西行 魂の旅路 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 角川ソフィア文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川学芸出版/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2010/02/24 |
JAN | 9784044072124 |
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西行 魂の旅路
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西行 魂の旅路
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
西行の60首の和歌から彼の人生や心を辿る本書。 当時は仏教に従って出家し世を捨てる事と和歌を読む事は相反する行為であったらしい。 仏教では和歌を狂言綺語(真理に背くつまらない言葉、人を惑わすほど飾り立てた言葉)とし、和歌を含む文学や芸能が不毛語戒(嘘をついてはいけない)の戒律に触れるされていた。 西行はそれでも大好きな和歌を詠み続け、和歌と仏教を結びつけようと生涯を賭けたパイオニアの1人であった。 仏教を追い求めながらも花好きの執着を見せたり、男友達との死別のテーマを和歌っぽくするためあえてBLっぽく表現したり、崇高ぶらない人間っぽい姿に好感が持てた。 また西行を探る著者の姿が、SNSから投稿者が何をして何を考えていたを突き止めるデジタルストーカーと重なり面白かった。
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取り敢えずこれ読めば西行の人物像は大体摑めるかなという感じ。 テーマ毎に六十首取り上げて解説。縁のある歌も適宜紹介。
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西行さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 西行(さいぎょう、元永元年〈1118年〉 - 文治6年2月16日〈1190年3月23日〉)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての日本の武士であり、僧侶、歌人。西行法師と呼ばれ...
西行さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 西行(さいぎょう、元永元年〈1118年〉 - 文治6年2月16日〈1190年3月23日〉)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての日本の武士であり、僧侶、歌人。西行法師と呼ばれ、俗名は佐藤 義清(さとう のりきよ)。憲清、則清、範清とも記される。西行は号であり僧名は円位。後に大本房、大宝房、大法房とも称す。 ---引用終了 私が好きな西行の和歌3首は、次のとおり。 「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」 「なにごとも 変はりのみゆく世の中に おなじかげにてすめる月かな」 「嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな」
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