商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2010/02/25 |
JAN | 9784480873613 |
- 書籍
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ジャズ喫茶論
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ジャズ喫茶論
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
趣味というか、ジャズ喫茶というニッチなジャンルについて分析するのは面白い。 ジャズ喫茶というのが日本特有の文化で、多くの文化人に影響を現在まで与え続けているのは興味深いし、自分もこのジャズ喫茶が存在している内にできる限り体験したいと思った。
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かなり前にたまたま書店で見つけて購入した本。ブクログへ登録するにあたり再読した。 著者は日本文化を専門とするアメリカの研究者。訳者の名前がないことから、著者自身が日本語で書いたか、あるいは英語で書いた後、日本語に翻訳したと思われる。 著者が冒頭で述べている通り、いわゆる“ジャ...
かなり前にたまたま書店で見つけて購入した本。ブクログへ登録するにあたり再読した。 著者は日本文化を専門とするアメリカの研究者。訳者の名前がないことから、著者自身が日本語で書いたか、あるいは英語で書いた後、日本語に翻訳したと思われる。 著者が冒頭で述べている通り、いわゆる“ジャズ喫茶ガイド”ではなく、また研究書でもない。やや硬めのエッセイと言えるだろう。 本書では、ジャズ喫茶を取り巻く人に焦点が当てられ、人々の生き様や人間模様が描かれている。エッセイなので文化人類学的な論考が加えられているわけではないが、このような視点から書かれた本もまた興味深い。
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戦後の日本文化を歩く日本における「ジャズ喫茶」の過去と現在を、社会学の視点から考察した一冊である。一番の特徴は、地方にある「ジャズ喫茶」を丹念に取材し、そこのマスターと、地方におけるジャズ文化の受容の様子を記載していることである。戦前の日本のジャズ喫茶にやってくる顧客の大部分は、...
戦後の日本文化を歩く日本における「ジャズ喫茶」の過去と現在を、社会学の視点から考察した一冊である。一番の特徴は、地方にある「ジャズ喫茶」を丹念に取材し、そこのマスターと、地方におけるジャズ文化の受容の様子を記載していることである。戦前の日本のジャズ喫茶にやってくる顧客の大部分は、当時はやっていたダンスホールからの顧客が大部分だったそうである。そのイメージが戦後まで残り、ジャズ喫茶にたむろしている高校生たちは「不良」というイメージで見られていた。学生運動が華やかし頃の1960~70年代は、若者からジャズは「反体制」の象徴として捉えられ、戦後~高度成長期のジャズ喫茶では、店内では「私語禁止」という暗黙のルールが存在していたことを知る人は、どのくらいいるのか知りたい。
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