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石霊と氷姫(上) 幻狼ファンタジアノベルス
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎コミックス/幻冬舎 |
発売年月日 | 2010/02/28 |
JAN | 9784344818606 |
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石霊と氷姫(上)
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商品レビュー
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男に扮し、騙り屋として旅をするアルは、その道すがらトラブルに巻き込まれていた男・テオと出会い、ともに旅をすることになる。石から生まれる霊を育て使役する『石霊使い』のテオと幼い頃に別離した幼馴染みの面影を胸に秘めたまま明るく前向きに生きるアル。互いに異なる目的を持つ二人の行く手に待...
男に扮し、騙り屋として旅をするアルは、その道すがらトラブルに巻き込まれていた男・テオと出会い、ともに旅をすることになる。石から生まれる霊を育て使役する『石霊使い』のテオと幼い頃に別離した幼馴染みの面影を胸に秘めたまま明るく前向きに生きるアル。互いに異なる目的を持つ二人の行く手に待ち構えている陰謀とは…。西魚リツコの描く長編ファンタジーロマンがここに登場(「BOOK」データベースより) ここのノベルスは割と世界観がしっかりした作品が多いですねぇ。 今回読んだこの作品も、キャラクター&世界観がしっかり考えられていて、安心して読み進められるファンタジーに仕上がっていました。 上巻は騙り屋アルテミスがめいっぱい活躍してくれたので、好感度大、です。 テオグラードはややヒーロー役にしては存在が弱いかな―。 でもリーサイオンと合わせてのダブルヒーロー、ということならそれもありかも。 後半はどんな展開になるのか楽しみです。
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久々のがっつりファンタジーでした。 文章も、綺麗な日本語が使われているという印象。 「騙り屋」として賢しく生きるアルと、復讐に燃えるややお人好しのテオが良いコンビです。この二人が、大人の都合(政治的な陰謀)に知らず知らずのうちに巻き込まれていきます。 上巻の中盤で二人は離ればなれになってしまい、アルはテオの石霊(ジァン)を取り戻すため危険に踏み込み、テオはアルの旧知リーサイオンと行動を共にすることに……。 ファンタジーだと、登場人物や専門用語がやたら多く、世界に入り込むまでに時間がかかる場合がありますが、この本はその点では問題なく入り込めました。 陰謀のただ中にあってもまっすぐなアルとテオがファンタジーの主人公らしい。「負けるな!」と応援したくなります。 ここから、タイトルにもなっている「氷姫」がどのように関わって来るのだろうか楽しみです。
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箱馬車をひき、寺小姓のなりをした「騙り屋」アル、アルテミスは行きがかりに青年テオを拾う。互いに悪態をつきつつも旅の道連れになるところから話が始まる。 テオは石に霊<ジァン>を宿らせ、使役する石霊使い<ジァンクル>。一方で権力者たちは権力争い。ハモン王の次女プリディオーネ姫は笑わ...
箱馬車をひき、寺小姓のなりをした「騙り屋」アル、アルテミスは行きがかりに青年テオを拾う。互いに悪態をつきつつも旅の道連れになるところから話が始まる。 テオは石に霊<ジァン>を宿らせ、使役する石霊使い<ジァンクル>。一方で権力者たちは権力争い。ハモン王の次女プリディオーネ姫は笑わぬ<氷姫>、姫との婚姻をねらい暗躍する東の藩主マドラス、商人ホッジマン。また衝突を繰り返してきた種族「高原の民」の人馬族、水辺に住む「川の民」…などなど。 アルとテオの応酬が楽しいのだが、同行する時間は短く、それぞれの道へと分かれる。その後もアルは紆余曲折を経て危なっかしくも王宮に入り込む。テオのほうも川の民に同行し、何やらキナ臭い方向へ。 上巻ではまだストーリーも複雑ではないので、さくさく読み進めた。登場人物も皆、掴みやすい。
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