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消えた王子(下) 岩波少年文庫163
770円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2010/02/16 |
JAN | 9784001141634 |
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消えた王子(下)
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消えた王子(下)
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商品レビュー
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「ランプがともった」ついにサマヴィアに王が! マルコとラットは使命を受けてヨーロッパのあちこちにいる同志たちにメッセージを届けに行く。その旅の中でラットが気付いたこととは。そしてついにサマヴィアにイヴォール王子が現れ、即位したとの知らせが——。 マルコの正体は薄々わかっていた。ラットは仕える側としての喜びを見出し始めているが、相変わらずマルコはラットを友として見ている。でも2人の関係がうまくいっているならいいか。 バーネットの物語『小公子』も、主人公が実は〜のパターンだった。同じくこの物語も主人公が自覚していなかった血筋が明らかになる。しかしセドリックと異なるのはマルコの逞しさと、統べる側としての態度。父親に育てられるとこうなるとバーネットは思っていたのだろうか。
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素晴らしい!マルコとラットの命がけの冒険に一気読みだった。なぜ子どもの頃に読まなかったのだろうと後悔…。読んだ後、きっとなにかしら成長てきているだろうと感じられる良書です。
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しかし私が歳をとったなと思うのは、これが少年少女の時分であれば、間違いなく共感して憧れるのはマルコ•ロリスタンであるところを、今の私はもうステファン•ロリスタンに夢中なのであった。 あらゆる人を虜にしてやまないこのカリスマ、気品、高潔さ。ラットでなくとも、傅き服従する悦びに抗えな...
しかし私が歳をとったなと思うのは、これが少年少女の時分であれば、間違いなく共感して憧れるのはマルコ•ロリスタンであるところを、今の私はもうステファン•ロリスタンに夢中なのであった。 あらゆる人を虜にしてやまないこのカリスマ、気品、高潔さ。ラットでなくとも、傅き服従する悦びに抗えないだろうと、主人公そっちのけでステファンの一挙手一投足に釘付けのワタクシでした。
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