消えた王子(下) の商品レビュー
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「ランプがともった」ついにサマヴィアに王が! マルコとラットは使命を受けてヨーロッパのあちこちにいる同志たちにメッセージを届けに行く。その旅の中でラットが気付いたこととは。そしてついにサマヴィアにイヴォール王子が現れ、即位したとの知らせが——。 マルコの正体は薄々わかっていた。ラットは仕える側としての喜びを見出し始めているが、相変わらずマルコはラットを友として見ている。でも2人の関係がうまくいっているならいいか。 バーネットの物語『小公子』も、主人公が実は〜のパターンだった。同じくこの物語も主人公が自覚していなかった血筋が明らかになる。しかしセドリックと異なるのはマルコの逞しさと、統べる側としての態度。父親に育てられるとこうなるとバーネットは思っていたのだろうか。
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素晴らしい!マルコとラットの命がけの冒険に一気読みだった。なぜ子どもの頃に読まなかったのだろうと後悔…。読んだ後、きっとなにかしら成長てきているだろうと感じられる良書です。
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しかし私が歳をとったなと思うのは、これが少年少女の時分であれば、間違いなく共感して憧れるのはマルコ•ロリスタンであるところを、今の私はもうステファン•ロリスタンに夢中なのであった。 あらゆる人を虜にしてやまないこのカリスマ、気品、高潔さ。ラットでなくとも、傅き服従する悦びに抗えな...
しかし私が歳をとったなと思うのは、これが少年少女の時分であれば、間違いなく共感して憧れるのはマルコ•ロリスタンであるところを、今の私はもうステファン•ロリスタンに夢中なのであった。 あらゆる人を虜にしてやまないこのカリスマ、気品、高潔さ。ラットでなくとも、傅き服従する悦びに抗えないだろうと、主人公そっちのけでステファンの一挙手一投足に釘付けのワタクシでした。
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消えた王子後半 やっと読めた〜 やっぱりでした。 そりゃそうか ふたりがいいこですばらしいね あとサマヴィアって国はフィクションだった そりゃそうか
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決して嫌いじゃないバーネット作品だけど、この作者さんはやっぱりどちらかと言えば「女性向け作品」の大家だったんだなぁと思います。 この物語は彼女の作品の中ではかなり「骨太」な作品だとは思うけれど、それでもそこはかとな~く漂うのは「上品さ」なんですよね~。 この物語の登場人物たち...
決して嫌いじゃないバーネット作品だけど、この作者さんはやっぱりどちらかと言えば「女性向け作品」の大家だったんだなぁと思います。 この物語は彼女の作品の中ではかなり「骨太」な作品だとは思うけれど、それでもそこはかとな~く漂うのは「上品さ」なんですよね~。 この物語の登場人物たちは総じて「みすぼらしい身なり」をし、「秘密結社」な~んていう男臭さを持ちつつもやっぱりほのかに香ってくるシャボンの香り・・・・・みたいなところがあるんですよ。 そういう意味ではせっかくの冒険活劇ではあるけれど「男の子」の興味はあんまりひかない作品なのかもしれません。 (全文はブログにて)
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前半わくわくしたけど、後半はさほど・・・ どっちかというと男の子向けのお話かな けれど、バーネットの表現力による魅力はさすが なんというか、気高さとかそういったものは確かにあります
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ここにレビューを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/db67ecdb8033e88c7b8753465f6494a5
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