商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2010/01/25 |
JAN | 9784344017740 |
- 書籍
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神様のすること
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神様のすること
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商品レビュー
3.8
22件のお客様レビュー
子どもの頃の作者と両親の様子から、親として人としてどう向き合えばよいのかがよくわかる。 老いや死を怖がらなくてもいいと思える。 書くことと親を見送ること。 豊富な言葉の宝庫
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2019.3.15 読了 小説だと思ったら、エッセイだった。 でも、この方の アケスケ?セキララ?な 文体 結構 好きなので、楽しく読めました。 と言っても、内容が 両親を看取られた話で、 大変なのに かなり本音やなんかを 絡められていて、 勉強になったり、実際は そうなん...
2019.3.15 読了 小説だと思ったら、エッセイだった。 でも、この方の アケスケ?セキララ?な 文体 結構 好きなので、楽しく読めました。 と言っても、内容が 両親を看取られた話で、 大変なのに かなり本音やなんかを 絡められていて、 勉強になったり、実際は そうなんだろうなぁ。。、と 思ったり。
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両親の看取りの話を中心に、父母それぞれの生い立ち、 夫婦関係、そして作者自身の子供の頃のエピソードを、 語りかけるような、おかしみのある口調で綴られた超私小説。 6年の闘病生活の間、何度も何度も死の淵まで行くものの、 死にきれずに戻ってくるお母さん。 看護に疲れ果て、「お母さん...
両親の看取りの話を中心に、父母それぞれの生い立ち、 夫婦関係、そして作者自身の子供の頃のエピソードを、 語りかけるような、おかしみのある口調で綴られた超私小説。 6年の闘病生活の間、何度も何度も死の淵まで行くものの、 死にきれずに戻ってくるお母さん。 看護に疲れ果て、「お母さん、いい加減にして」とうんざりし、 二人の姉と共に「また復活するんじゃない?」 と囁き合って笑う場面は、肉親ならではの真実味を感じた。 義理の関係では、こうはいかないよね。 ストレスの捌け口として、本音を漏らせる姉らがいた事もラッキーだなぁ。 小さいときの火傷の跡がケロイドになり、 心に重くのし掛かって積極的になれなかった子供時代。 自分の側には付き添い天使がいて、いつも見守ってくれていると信じた少女時代。 小説家になりたくて、その夢を後押ししてくれる「天の声」を求めて スピリチュアルというか、うさん臭い集会を渡り歩いたフリーライター時代。 道に迷いながらも、どの時代もブレない自分を持っていた作者だからこそ、 神様が小説家の夢を叶えて下さったんでしょうね。 普通ならタブーと思われるようなことも、全て曝け出したこのお話は、 同じ経験をしている(いた)人を励まし、ホッと楽にさせるものがある。 かくいう私も、顔に傷持つ身。今はまったく気にならないですけどね。 思春期真っ只中で悩んでる子に、信じられないだろうけど、 悩みはすぐに消えちゃうよと教えてあげたい。 いやぁ、すごく面白かった。心がじんわり暖かくなりました。
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