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人柱はミイラと出会う 新潮文庫
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人柱はミイラと出会う 新潮文庫

石持浅海【著】

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人柱はミイラと出会う 新潮文庫

523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/01/28
JAN 9784101312415

人柱はミイラと出会う

¥523

商品レビュー

3.4

48件のお客様レビュー

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2024/08/12

札幌の大学の大学院に通うリリーは、同級生の慶子の従兄、東郷と出会う。東郷の職業は人柱。実際に橋や建物を建てる際に、工事が終わるまで基礎の下に有る小部屋に籠もって神の怒りを鎮めているという。ある日、東郷に連れられ、マンション完成に伴う人柱開放の儀に立ち会うことになったが、小部屋には...

札幌の大学の大学院に通うリリーは、同級生の慶子の従兄、東郷と出会う。東郷の職業は人柱。実際に橋や建物を建てる際に、工事が終わるまで基礎の下に有る小部屋に籠もって神の怒りを鎮めているという。ある日、東郷に連れられ、マンション完成に伴う人柱開放の儀に立ち会うことになったが、小部屋にはミイラ化した遺体が残されていた…。 人柱、黒子、お歯黒など、過去にあった風習二実はきちんとした意味があり、現代にまで残されていたら…という思考実験的SFかつ、安楽椅子探偵風の軽いミステリ作品連作集。 人柱の意味については、紹介で述べたとおりだし、ネタバレにもならないであろう。現代風にアレンジした過去の風習と、それに関わる事件とその解決を楽しむという作品だ。 全体に軽く、その割に事件が大きいのだが、"安楽椅子"タイプで解決してしまうため、特に容疑者を追うようなこともなくさらりと終わる。正直なところ途中のどうでもいいエピソードなどが読んでいてうまく消化できていないし、妙に浮いているパートが有ったりするのだが、それはそれ。 個人的には、事件はもう少し色々有ってから解決してほしいところでは有るが、これくらい軽いほうが現代的で読みやすいだろう。 また、あまりに簡単に解決してしまうため、少々不満が残るところはあり、参勤交代やミョウガのはなしははずして、3~4作で1冊にして、2~3冊やってほしかったかな。 黒子やお歯黒なんて言う無理やりな話で、現実味がなさすぎるという人もいるだろうが、個人的にはSF入門編として結構好きな部類である。過去の風習にこだわったりせず、SF(すこし・ふしぎ)くらいで中高生位を狙った作品をもっと書いてほしい作風である。

Posted by ブクログ

2023/02/01

おー面白い。発想がめちゃくちゃ面白い。言ってみれば並行世界ものだね。人柱、黒衣、お歯黒、厄年、はとても良い。鷹匠とミョウガでテンション下がって、参勤交代でまたちょっとおって思った。ただ発想勝負みたいなところがあって、題材めちゃくちゃ面白いんだけど、探偵役の推理が本当に突飛で読者が...

おー面白い。発想がめちゃくちゃ面白い。言ってみれば並行世界ものだね。人柱、黒衣、お歯黒、厄年、はとても良い。鷹匠とミョウガでテンション下がって、参勤交代でまたちょっとおって思った。ただ発想勝負みたいなところがあって、題材めちゃくちゃ面白いんだけど、探偵役の推理が本当に突飛で読者が一緒に推理する余地ゼロ。これは「殺し屋、やってます」ともおんなじだなあ。鮮やかな推理なんだけど、唐突なんだよな。なんとなく不完全燃焼。

Posted by ブクログ

2022/06/18

人柱、お歯黒、参勤交代など、古来の風習が残るパラレルワールドの日本を舞台にした作品が、七編収録された連作短編集です。 石持さんといえば、変則的なクローズドサークル作成が得意というイメージですが、このような世界観を持った作品集を発表されていたことに驚きました。 風習の説明をスム...

人柱、お歯黒、参勤交代など、古来の風習が残るパラレルワールドの日本を舞台にした作品が、七編収録された連作短編集です。 石持さんといえば、変則的なクローズドサークル作成が得意というイメージですが、このような世界観を持った作品集を発表されていたことに驚きました。 風習の説明をスムーズにする為に、外国人留学生を語り手にするところも上手いと思いましたし、何よりその発想力の凄さにただ脱帽するばかりです。 シリーズ化はされていないようですが、面白い試みだけにもっと読みたいと思ってしまいます。

Posted by ブクログ