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一年でいちばん暗い夕暮れに ハヤカワ文庫NV
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2010/01/25 |
JAN | 9784150412111 |
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一年でいちばん暗い夕暮れに
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一年でいちばん暗い夕暮れに
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商品レビュー
3.4
11件のお客様レビュー
書店のブックフェアにて 早川書房希少本コーナー 「倉庫から直接持ってきました!」 と何故か早川の担当者さんが、鮮度をアピール (むしろ売れ残ってたのなら鮮度が悪いのでは…) ついつい買ってしまった。 主人公は犬の保護団体を運営し、恐ろしく暗い過去を持つ女性と、そのボーイフレンド...
書店のブックフェアにて 早川書房希少本コーナー 「倉庫から直接持ってきました!」 と何故か早川の担当者さんが、鮮度をアピール (むしろ売れ残ってたのなら鮮度が悪いのでは…) ついつい買ってしまった。 主人公は犬の保護団体を運営し、恐ろしく暗い過去を持つ女性と、そのボーイフレンドの建築家 ある日、助けたゴールデンレトリバーに神秘的な力を感じ、自分の過去と対峙することになる。 謎のサイコパスカップル 主人公を追う二人組の探偵 さらに二人組の殺し屋 という構図で、物語が進む。 毎度のことながら、なんらかの不吉な「予兆」を描くのと狂気よりも奇妙な殺し屋やサイコパスを描くのがうまい。 今回の殺し屋は、読書家だった。 読書に生きる喜びを見出したり、ふいに全部意味のないことと感じていそうなのが好き。 期待させるといけないので書いておくと、ややあっさり目でいつも通りの話でした。 でも、作者の愛犬の追悼の意味を込めて描かれた作品として読んでみると、愛犬だけではなく、犬に対する愛情を感じる。 飼うことにたいする責任についても触れている。
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犬への深い愛を示す人は、きっと犬からも深く愛されるのでしょう。これは1匹のゴールデン・レトリーバーによる奇跡の物語です。 ドッグ・レスキューとして犬を救護するエイミーは心に傷を負っており、そのエイミーを愛するブライアンにも悩みがありました。また、二人のあずかり知らないところで、...
犬への深い愛を示す人は、きっと犬からも深く愛されるのでしょう。これは1匹のゴールデン・レトリーバーによる奇跡の物語です。 ドッグ・レスキューとして犬を救護するエイミーは心に傷を負っており、そのエイミーを愛するブライアンにも悩みがありました。また、二人のあずかり知らないところで、邪な企みが進行していきます。一体これから先彼らはどのように関わっていくのか、何もかも見通しているような不思議な目を持つレトリーバーは二人の魂を救えるのか、ドキドキしながらもページをめくる手が止まりませんでした。 この作品では、クーンツの新たな一面を見たような気がします。「解説」によると、クーンツはレトリーバーを家族の一員としていたことがあり、まさにその死に立ち合った年に書かれたのが本書だとのこと。犬への慈愛に満ちた眼差しと熱き思いを伝える言葉が溢れんばかりです。 私は猫派ですが、動物を愛するすべての人に読んでほしい、癒しのミステリーです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
虐待された犬を救うドッグ・レスキューに並々ならぬ熱意で打ち込むエイミー。あるレスキューで救出した犬を一目見て、自分が飼い主になる事を決める。 ニッキーという名のその犬は、不思議な魅力を持ち、周りの人や犬に安らぎと強い印象を与えた。そしてエイミーと恋人のブライアンには、忘れがたい過去が執拗に蘇り… この作家さんの本を初めて読んだ。 うーん、3人(?)のニッキーの符号はともかく、エイミーの元夫とブライアンの元恋人がカップルになってるとか、10年前に他界してる人から電話がかかってくるとか、ありえない偶然と超常現象が無造作にてんこ盛りで、ちょっと疲れた。 面白くなかったわけではないけれど、デコラティブすぎる豪華な部屋に招待されて、一瞬感嘆はしてもくつろげはしないような、居心地の悪さが残った。 無垢な犬とのふれあいがもたらす奇跡だけで、仕掛けは十分な気がする。
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