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言葉ふる森 作家による「山」のエッセイ・紀行30編
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と溪谷社 |
発売年月日 | 2010/02/05 |
JAN | 9784635330497 |
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言葉ふる森
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
2007年から2008年にかけて、「山と渓谷」誌に連載された、小説家たちの山に関するエッセイ集。 30人の書き手、それぞれにさまざまな切り口、山に関する思い入れ、エピソードなどがあり、まとまりはないが、不快ではなく、つらつらと読める。 時間がある時に読むには良い。
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山を題材にしたエッセイ・紀行文が30編。 自分に合う文章かそうでないかでも、感じ方は異なるが、初めて出会う文・感覚に新境地開拓のようで、興味深く読み進められる。 寮美千子「はじめのひと滴」は、アンナプルナの氷河の美しさを神々しく書く。感覚が合う。 栗林佐知「愚行の人」は男気ある彼...
山を題材にしたエッセイ・紀行文が30編。 自分に合う文章かそうでないかでも、感じ方は異なるが、初めて出会う文・感覚に新境地開拓のようで、興味深く読み進められる。 寮美千子「はじめのひと滴」は、アンナプルナの氷河の美しさを神々しく書く。感覚が合う。 栗林佐知「愚行の人」は男気ある彼女の山の存在感の大きさが良く伝わる。 篠田節子「西寧-ラサ チベット高原鉄道二千キロの旅」チベットの風景が浮ぶような肉迫した文章。 熊谷達也「山が持つ二つの貌」 立松和平「知床の森のクマ」知床の森での、クマと人間のお互いの領域を侵さない共生に感動。 古井由吉「大都市の山」東京から想う山と文学を絡めた文がなんとはなしによい。 南木佳士「山を書く」山を書く筆者の山に対する畏怖の姿勢がいい。 内山節「民衆史のなかの山」上野村の山と里の境目をクローズアップし、「自然という神」を書く。感覚が合う。 小池昌代「山が呼ぶとき」 あげるときりがない。珠玉そろいで読む価値あり。
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ヤマケイに連載された”個性豊かな現代作家ら29人によるエッセイ・紀行30編”とのことだが、かなりショートエッセイ。山に関する、というより自然、旅全般と範囲は広い。夢枕獏、笹本稜平などいかにもな作家から、あさのあつこ、万城目学など意外な顔ぶれが名を連ねてるのも面白い。自分の好きな作家のところだけ、チラ読みするだけでも良さそうな感じ。
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