商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2010/01/22 |
JAN | 9784122052659 |
- 書籍
- 文庫
ニライカナイの語り部
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ニライカナイの語り部
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商品レビュー
3.1
11件のお客様レビュー
“ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも…?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が。六波羅一輝の推理が冴える、...
“ニライカナイ”は海の彼方にあるという楽園か、それとも…?伝説に心惹かれたミステリ作家・六波羅一輝は沖縄に発つ。取材を始めた矢先、東京で女性の変死死体が見つかる。背後にはテーマパーク建設をめぐる対立と、住処を荒らされると復讐するというキジムナーの伝承が。六波羅一輝の推理が冴える、シリーズ第2弾。
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読めないわけじゃないが。面白くはない。日本語の使い方を知識としても知らない編集者ってこんなもの?若いからか?そして何故いちいち登場人物の身長と体重を書くのだろうか。それをやられると一気にラノベ気分になってくる。そしてこの作家、はっきり言って人に頼りすぎでひどい。
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3- 極力無駄を省いたシンプルで軽快な描写がこの作者の持ち味だが、本作は少し端折り過ぎな感があり、説明不足なまま都合良く物語が展開されるので、どうにも説得力は弱い。もっとも事件の謎そのものには、いちいち説明を付けているのでそれなりに形にはなっている。しかし、何ぶん序盤の謎の提...
3- 極力無駄を省いたシンプルで軽快な描写がこの作者の持ち味だが、本作は少し端折り過ぎな感があり、説明不足なまま都合良く物語が展開されるので、どうにも説得力は弱い。もっとも事件の謎そのものには、いちいち説明を付けているのでそれなりに形にはなっている。しかし、何ぶん序盤の謎の提示し方が断片的すぎるせいか焦点がぼやけてしまい、故にいまいち大した興味を持てず、最後に、真相はこうだ!と言われても、はあそうですか、ぐらいの感想しか抱けない。悪い意味で2時間ドラマ的とも言える(そういやこのシリーズはドラマ化されている)。 そういう意味ではシリーズ前作より少し落ちるかなあという印象だが、前作を事前に読んでいれば、民俗学蘊蓄や日本語誤用のやりとり、ライターズハイ現象などが、2作目にして既にお馴染みの描写になっていることにニヤリとさせられるだろう。そういったパターンで書いていくのもこの作者お得意のやり方だとわかれば、ニヤリも二重となって更に楽しい。まあシリーズものなりの楽しみ方ができるのは歓迎すべきことなのだが、ただ、それだけでは寂しいし飽きるし物足りない。
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