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相棒 season6(上) 朝日文庫
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相棒 season6(上) 朝日文庫

輿水泰弘, 櫻井武晴, 戸田山雅司, 岩下悠子, 吉本昌弘【ほか脚本】, 碇卯人【ノベライズ】

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相棒 season6(上) 朝日文庫

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2010/01/30
JAN 9784022645333

相棒 season6(上)

¥836

商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2020/12/01

テレビシリーズの相棒を観ていなかったので、あまり期待していなかったが、 1話完結の話はストーリーが凝っていて小説としても十分楽しめた。 テレビのドラマの脚本を基にしているので会話の流れが多いが、 1話1話のストーリーが、その時放映時の社会的問題事例を扱っているのに、 事件とその結...

テレビシリーズの相棒を観ていなかったので、あまり期待していなかったが、 1話完結の話はストーリーが凝っていて小説としても十分楽しめた。 テレビのドラマの脚本を基にしているので会話の流れが多いが、 1話1話のストーリーが、その時放映時の社会的問題事例を扱っているのに、 事件とその結末がうまくまとまっており、楽しんで読むことが出来た。 裁判員制度の問題点を浮き彫りにした第1話「複眼の法廷」。 人間臭い刑事が事件に利用された「陣川警部補の災難」。 女性小説家とその主人の偏執的な愛情を描いた「蟷螂たちの幸福」。 ストーカーの問題を取り扱った「TAXI」。 裸婦の絵に隠された秘密を暴く「裸婦は語る」。 臓器移植とカリスマミュージシャンを扱った「この胸の高鳴りを」。 作家と亡くなった編集者の確執から公害の社会問題を取り上げた「空中の楼閣」。 爆破脅迫の身代金20億のダイヤを鳩が持ち去った「正義の翼」。 取り調べ映像の問題点を浮き彫りにした「編集された殺人」。 上記9話が収録されている。

Posted by ブクログ

2019/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『複眼の法廷』 裁判員制度は素人に司法の重みを抱えきれるのか、を考え切れているのか。人間同士が関わる以上、刑罰に復讐感情を乗せる、敢えて排除する、どちらも恣意っちゃ恣意だし難しい。 『陣川警部補の災難』 アクティブファンドは大抵インデックスファンドに勝てないとのことですが…皆自分が許容できるリスクで投資しないといけませんな。 『蟷螂たちの幸福』 こういう話好きや。やってることは完全に私利私欲なんだけど、2人の中で完結してるのが美しい。 『TAXI』 ストーカー怖いな。彼女ゲットの為に彼女のストーカーになるとか、上手くいった後で絶対バレるやつやろ… 『裸婦は語る』 コンプレックスについて本人の意向を無視していいかというとな……伊達政宗なんかは肖像画は両眼で描いてって言い残してた位にやっぱり辛いよ。 『この胸の高鳴りを』 松崎しげるが頭を過ぎるタイトル。ビジネスキャラを辞めるって利害絡みまくりだから難しいだろうな。 『空中の楼閣』 作家先生の最後の啖呵すごく好き。いい奴だ。 頼んでいるなら、人の仕事をばかにしてはいけない。 『正義の翼』 鳩怖い……理想の為に犠牲を払うのは仕方ない、と言っていいのはそれが関係ないくらいのちの世の人だけ。 『編集された殺人』 発言の一部を抜くと印象が驚く程変わる。要約されたものを読む時は、あくまでもその人にとっての要約であることは意識しないとな…

Posted by ブクログ

2017/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 裁判員制度を導入前にテーマとして扱い、その危うさを抉り出した名作「複眼の法廷」をはじめ、企業社会の欺瞞とジレンマをリアルに描いた「空中の楼閣」や「正義の翼」、そしてあの武藤弁護士が再登場する「編集された殺人」や「陣川警部補の災難」など劇場版へと盛り上がりを見せる9篇! 【感想】

Posted by ブクログ

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