商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エスアイビーアクセス/星雲社 |
発売年月日 | 2010/01/10 |
JAN | 9784434139390 |
- 書籍
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DITA概説書
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DITA概説書
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
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DITAの設計思想と、構造がわかる本。 DITAに対応したソフトウェアを作る上で基礎情報となる。 実際には、どういう管理をするとよいか、ソフトウェアの設計者の腕が鳴るかも。
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DITAというのは、情報を出版・配布するためのXMLフォーマット仕様のようなもの。IBMによって技術情報向けの仕様として開発され、オープン化のためOASISに寄贈された。MicrosoftのSandcastle Help File Builderというマニュアル作成ツールも実はこ...
DITAというのは、情報を出版・配布するためのXMLフォーマット仕様のようなもの。IBMによって技術情報向けの仕様として開発され、オープン化のためOASISに寄贈された。MicrosoftのSandcastle Help File Builderというマニュアル作成ツールも実はこのDITA仕様で作られている。俺が本書に手を出したきっかけがこのツールで、コンセプト型やトピック型などテンプレートが選べたことに由来する。もっとテンプレートないのかと調べてたら、このDITAに行き当たった。 技術分野のほぼすべての情報は、コンセプト型、タスク型、リファレンス型のどれかに該当するらしい。実際俺が他のテンプレートを探したのも、テンプレートに多少何かを足したものがほしかったから探していただけだ。3つのどれかに該当するといわれれば、確かに技術者の発する疑問は大体2種類だからな。「それは何か」「それはどうやってやるのか」の2つ。ひとつめに答えるのがコンセプト型、ふたつめに答えるのはタスク型とリファレンス型だ。 実は本書を購入したのは、「なぜDITAか」という問いに答えてくれそうだったからだ。残念ながらこの質問にはほとんど答えてもらえず、「DITAとは」「DITAの構造は」という問いに答えようとした本だった。その意味であまり期待した情報は得られなかった。 とはいえ、IT業界ではいまだに出版物・配布物そのものを管理していて、そのための情報は出版物としては管理されていない。これは情報を扱う人間が情報を管理していないと表現するのが正しい現状だwDITAは国外ではそこそこ有名なようだが、実際にところどれくらい有名かはよく分からない。日本での知名度は恐らく皆無に近いだろう。DITAが情報を捉えなおすきっかけになればいいなと考える。
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