食堂かたつむり ポプラ文庫

小川糸【著】

• 内容紹介: 柴崎コウ主演映画でも話題。倫子は、同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋とともに何もかもを失い、そのショックで声までも失くしてしまう。そしてふるさとに戻り、小さな食堂を始める。お客様は一日一組。決まったメニューもない。そんな食堂は次第に評判を呼ぶようになり…。レシピ本、『食堂かたつむりの料理』もご一緒にどうぞ。
• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2010/01/15
• JAN: 9784591115015

商品レビュー

2021/05/18

・・・。

[おばあちゃん]

期待が大きすぎて残念でした。
エルメス（豚）の場面は、とてもあまりにも鬼気迫るグロテスクさに
目を逸らさずにはいられなく途中から数ページ飛ばしてしまいました。
お妾さんに出すお料理にも（お妾さんの年齢を考えると）
西洋料理ばかりで・・・う～ん、本当にお相手の事を考えているのかな？
お母さんの初恋のお医者様との関連も少々無理があるような・・・。
本当の優しさ？って？人それぞれ違うのかな？って
少し後味の悪さを感じました。残念。

2010/07/26

大人のための絵本のような。

[aoi]

映画にもなったベストセラー。料理の描写はすばらしく、思わず食べたくなっちゃうよ。食べるって何？って考えされられます。

2025/03/05

小川糸さんの温かくも切ない家族のお話
同棲していた恋人に全てを持ち逃げされ、声も失い、故郷の田舎町に戻った倫子
母との確執に悩みながら、家の離れで小さな食堂を始める。登場する料理がとても魅力的で、美味しいものが食べたくなるお話
後半は感動はあるが、いろいろ展開が急すぎて、ちょっとついていけなかったなぁ。もうちょっと穏やかに自然に、終わってほしかった