食堂かたつむり の商品レビュー
・・・。
期待が大きすぎて残念でした。 エルメス(豚)の場面は、とてもあまりにも鬼気迫るグロテスクさに 目を逸らさずにはいられなく途中から数ページ飛ばしてしまいました。 お妾さんに出すお料理にも(お妾さんの年齢を考えると) 西洋料理ばかりで・・・う~ん、本当にお相手の事を考えている...
期待が大きすぎて残念でした。 エルメス(豚)の場面は、とてもあまりにも鬼気迫るグロテスクさに 目を逸らさずにはいられなく途中から数ページ飛ばしてしまいました。 お妾さんに出すお料理にも(お妾さんの年齢を考えると) 西洋料理ばかりで・・・う~ん、本当にお相手の事を考えているのかな? お母さんの初恋のお医者様との関連も少々無理があるような・・・。 本当の優しさ?って?人それぞれ違うのかな?って 少し後味の悪さを感じました。残念。
おばあちゃん
大人のための絵本のような。
映画にもなったベストセラー。料理の描写はすばらしく、思わず食べたくなっちゃうよ。食べるって何?って考えされられます。
aoi
りんごちゃんとお母さんみたいに、自分自身も本心に正直になれず、素直に感謝や日頃の気持ちを伝えれていないことが多々あると感じました。でも、それはもったいない。「いつか言おう」「いつでも言える」そんなことはなく、今言えるその瞬間がどれだけ貴重かこの一冊を読んで気付きました。よく「失っ...
りんごちゃんとお母さんみたいに、自分自身も本心に正直になれず、素直に感謝や日頃の気持ちを伝えれていないことが多々あると感じました。でも、それはもったいない。「いつか言おう」「いつでも言える」そんなことはなく、今言えるその瞬間がどれだけ貴重かこの一冊を読んで気付きました。よく「失ってからその大切さに気付く」というけど、心の中ではとっくの前から気付いてるはずだと思いました。自分自身に正直に感謝を忘れず、コツコツ一歩ずつ前を向いていこうと思わせてくれる一冊でした。
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主人公が振られて実家に帰るまでのくだりが 展開が早すぎて、あれ?読み飛ばしたか?と なってしまった それより、可愛がってた豚を食べる? それはないわ そして最後のBLの話で締める後味の悪さ
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ツバキ文具店でファンになってこちらを読みました。 この本でも母と娘の関係について上手に描かれているので、自分自身にも重ねながら読みました。 田舎の大人の下品さがリアルです(田舎育ち)エルメスの解体シーンは涙が止まりませんでした。
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おかんとの確執もエルメスの登場も頭のどこかで始めからどんなエンディングになりそうか分かっていたのに、分かっていても涙が止まらなかった。 個人の嗜好として、こういった穏やかな雰囲気の話のスパイスとして官能シーンや暴力シーンが少しでも出てくるのが得意ではないので、胸がざわつくことなく...
おかんとの確執もエルメスの登場も頭のどこかで始めからどんなエンディングになりそうか分かっていたのに、分かっていても涙が止まらなかった。 個人の嗜好として、こういった穏やかな雰囲気の話のスパイスとして官能シーンや暴力シーンが少しでも出てくるのが得意ではないので、胸がざわつくことなく落ち着いて読めた。 温かくて優しい味のする、野菜が溶け込んだスープを飲んでいるような気持ちになった。ボリュームとカロリーのあるメインディッシュやピリッとスパイシーな副菜や甘くて華やかなデザートとかじゃないけど、身体に染みてずっと飲みたくなるスープ。
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久しぶりの小川糸さんは、やっぱり優しい本でした。 ただ優しいだけではなくて、生々しい描写もあるから、リアルに感じます。 こんな食堂行ってみたいと思いました。
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「イライラしたり悲しい気持ちで作ったりしたお料理は、必ず味や盛り付けに現れますからね。食事を作る時は、必ずいいことを想像して、明るく穏やかな気持ちで台所に立つのですよ。」
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とても心温まるお話だった。料理に対する表現がとても細かくてリアルで本当に味や匂いが伝わってくるような感じがする。エルメスとのお別れのシーンがとても印象的、人間にも動物にも死に無駄なものはない。生きていること、食べ物を消費することに感謝しなければと思った。大切な人のために、喜んでく...
とても心温まるお話だった。料理に対する表現がとても細かくてリアルで本当に味や匂いが伝わってくるような感じがする。エルメスとのお別れのシーンがとても印象的、人間にも動物にも死に無駄なものはない。生きていること、食べ物を消費することに感謝しなければと思った。大切な人のために、喜んでくれる人のために、丁寧に時間をかけて料理を作りたくなった。
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