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東京ファイティングキッズ・リターン 悪い兄たちが帰ってきた 文春文庫
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東京ファイティングキッズ・リターン 悪い兄たちが帰ってきた 文春文庫

内田樹, 平川克美【著】

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東京ファイティングキッズ・リターン 悪い兄たちが帰ってきた 文春文庫

680

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2010/01/10
JAN 9784167773373

東京ファイティングキッズ・リターン

¥680

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2017/01/01

読了。星5にした。ラジオのダウンロードサイトに紹介されていた。図書館で取り寄せて読んだ。この本も見つけたら買おうと思う。10年ほど前の往復書簡である。この二人の著者が好きで、最近ラジオをよく聞く。内容は、何回か読んだり、聞いたりしたことだが、いつもなるほどと腑に落ちる。たぶん自分...

読了。星5にした。ラジオのダウンロードサイトに紹介されていた。図書館で取り寄せて読んだ。この本も見つけたら買おうと思う。10年ほど前の往復書簡である。この二人の著者が好きで、最近ラジオをよく聞く。内容は、何回か読んだり、聞いたりしたことだが、いつもなるほどと腑に落ちる。たぶん自分のなかで消化できてないと思う。あとがきで、対話しながら思いもよらなかった結論がでることに喜ばれている描写があった。私と奥さんは、よく話をする。話しながら思いもよらなかった結論にたどりつくことがある。楽しいときである。同じことかなと思った。

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2015/05/13

『東京ファイティングキッズ』(朝日文庫)の続編。 前著同様、内田樹と平川克美という、おたがいの考えに深く通じあっている二つの個性がミックスされて、次々に思索が塗り重ねられていくスピーディな感覚が心地よい読書体験でした。 今回は、往復書簡のおこなわれている途中で内田が『街場のア...

『東京ファイティングキッズ』(朝日文庫)の続編。 前著同様、内田樹と平川克美という、おたがいの考えに深く通じあっている二つの個性がミックスされて、次々に思索が塗り重ねられていくスピーディな感覚が心地よい読書体験でした。 今回は、往復書簡のおこなわれている途中で内田が『街場のアメリカ論』(文春文庫)を刊行したこともあって、とくに後半は、アメリカをめぐる話題が多かったように思います。ただ、内田のアメリカ論はどこか岸田秀を思わせるところがあって、個人的にはあまり興味がわいてきませんでした。どちらかというと、前半の詩論やブリコラージュ論のほうがおもしろく読めたように思います。

Posted by ブクログ

2013/12/28

稀代の論客で幼馴染の2人が帰って来ました。博覧強記で地位もあるのに〝悪い〟兄たち。 というわけで今回も面白く読みました。 本書は内田さんと平川さんの「往復書簡」という体裁。 「自由という神話、成長という物神」「詩と反復」「エクリチュールの魔」「キャリアという自己商品化」「ブリコラ...

稀代の論客で幼馴染の2人が帰って来ました。博覧強記で地位もあるのに〝悪い〟兄たち。 というわけで今回も面白く読みました。 本書は内田さんと平川さんの「往復書簡」という体裁。 「自由という神話、成長という物神」「詩と反復」「エクリチュールの魔」「キャリアという自己商品化」「ブリコラージュ的知性について」など、いささか哲学的なテーマが並んでいますが、そこはリーダビリティーが身上のお二人ですから飽きさせません。 内田さんと平川さんの文章ってライブ感覚なんですよね。 ストックフレーズを駆使して結論ありきで書いているわけではないんです。長年、読んでいるのでよく分かります。 恐らく、ご本人たちも「これ、どこに着地するのだろう」とドキドキしながら書いているのではないでしょうか。 それが読者をひきつけるのですね。 ほら、党派性の強い書き手って、決めてかかって書いているフシがあるじゃないですか。 「私は保守だから、この種の論件については、こうこうこういう論調で書かねばならん」 「僕はサヨクだから戦争ハンターイ、環境をマモレー」 みたいな。 私、常々思うんです。 窮屈じゃない? って。 まず枠組みがあって、自分をその中にあらかじめ嵌め込んで発言することって、そんなに大切なのでしょうか。 読んでいる方も、「あ、この人ね」なんて言って、何を書いているかあらかじめ分かっちゃうからつまらない。 私は世間的には恐らく保守的な性向が強いと思うのですが、それでも、いわゆるサヨク的な人たちの意見にも「なるほど、一理ある」と思うこともあれば、右派の人たちの言説に違和感を覚えることもあります。 俺は保守派だから保守的な意見以外は認めないって、硬直的で全然面白くないと思うんです。目と耳を閉ざしているということでしょう。指向性も働くから、多様な意見が入りづらくなる。 素朴な疑問として、狭量な右派の人にも左派の人にも訊いてみたい。 反対派の意見に心動かされることは、本当にないの? と。 必ずしも自分と意見の合わない人の意見に心動かされ、前言撤回も含めて自分が変わっていくから面白いんじゃないですか。 その点、内田さんと平川さんは党派性から自由というか、むしろ嫌悪しているようなところがあって、だから文章の風通しが良くて読んでいる方も心地いいんです。 気付かされることも一杯ありますし。 私はハッとした個所のページの下の隅を折る習慣があるのですが、今、見たら20か所くらいありました。 いちいち紹介したいのですが、私もそれなりに忙しい身ですのでこのへんで。 文庫本で619円なので、気になった方は買って読んでみてください。 でわ。

Posted by ブクログ

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