1,800円以上の注文で送料無料
超鋼女セーラ ユメミル絡繰り、恋するタタカイ HJ文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-10-04

超鋼女セーラ ユメミル絡繰り、恋するタタカイ HJ文庫

寺田とものり【著】

追加する に追加する

超鋼女セーラ ユメミル絡繰り、恋するタタカイ HJ文庫

701

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ホビージャパン
発売年月日 2009/12/24
JAN 9784894259850

超鋼女セーラ ユメミル絡繰り、恋するタタカイ

¥701

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/01/22

ラヴィニアの“魂”を求めて

ラヴィを失った悲しみをどう乗り越えるかが焦点となる本巻だったが、悲しみに暮れながらも逞しく行動を始めるみんなの姿が前半に描かれている。一見バラバラなようでいて、それぞれがそれぞれの精一杯で自分のやれることを模索、即実行に移していく姿が、悲痛な重苦しさの中に僅かな光明を見出だす期待...

ラヴィを失った悲しみをどう乗り越えるかが焦点となる本巻だったが、悲しみに暮れながらも逞しく行動を始めるみんなの姿が前半に描かれている。一見バラバラなようでいて、それぞれがそれぞれの精一杯で自分のやれることを模索、即実行に移していく姿が、悲痛な重苦しさの中に僅かな光明を見出だす期待感を持たせる。これが後半で様々な形で結実して絶妙なスパイスを効かせるのだが、そんな応援したくなる展開にあって1人だけ動かない、動けない人がいる。あまりのショックを受けての引きこもりなのだが、それが単にラヴィのことだけではない複雑さを醸すものの、さすがに「いつまでもくよくよしてちゃダメでしょ?」と叱責混じりの笑顔で励ましたくなる。だって、余りにも自分を卑下し過ぎなんだもの。しかし、これは茸味クンの仕事。その茸味は茸味で方々を駆けずり回って頑張るのだが、彼女の心を動かす原動力となったのは、意外な展開で“自らの意志”を示した「執事」の、涙を誘う健気で一途な忠臣振りだったりする。ここからラヴィニアの清く美しい“本音”を彼女が知ることになる。最期の言葉などは本当に胸を打つ。最初から良い娘だったけど、ここにきてラヴィの株は上がりっ放しである。そして、茸味に対する本当の気持ちも知るところとなって彼女が動く。溢れる想いを胸に自室を飛び出すとそこには……という、中盤にしてなかなかニクいクライマックスである。 後半は、大した意味を見出せなかった超鋼機武闘会(スティールアーツ)に確たる目的を持った茸味とセーラのバトルの行く末が綴られ、本戦出場を賭けた最後の戦いでは思わぬ強敵とあたることにもなる。実は本戦で倒すべき相手と茸味は本巻内で邂逅しているのだが、この「娘」にも自己が芽生えて面白いことになっている。そして、最後の最後にもっと面白いことが起きている。セーラの「知識」が如何ほどのものか楽しみである。

DSK

関連ワードから探す