モンスターズ・ラブスクール プリズム文庫

高月まつり【著】

• 内容紹介: 不況の煽りから転職をし、祖母の紹介で山奥の学校で働くことになった通。しかしその学校は生徒たちが、なんと全員妖怪だった！ 生徒のひとりである、狐の妖怪の雪総と次第に親しくなっていくうちに、異種族間の慣習の違いから結婚しろと迫られてしまう。通は狐の妖怪を娶ることになってしまうのか？同じ高月まつり×こうじま奈月で送る『光と影のラプソディー』もオススメです！
• 販売会社／発売会社: オークラ出版
• 発売年月日: 2009/12/20
• JAN: 9784775514726

商品レビュー

2010/08/02

回送先：町田市立鶴川図書館

高月まつりが描く人外ネタは、モフモフかシリアスかという選択になるのだが、この作品はモフモフの流れ。とはいえ、人間か妖怪かという選択のなかで、片親が妖怪、片親が人間という受けの立ち位置は作品をシリアスの方向へと流していく。

ただ気になるのは、舞台となる学園が人間社会（とでも言えばいいのだろうか）に同化するための教育なのか、それともパーリアとしての価値を高めるための教育かというところで作品のムードがかなり変わってしまう部分にある。

妖怪と人間の境目にこだわるのではなく、その境目をいかにして曖昧にしていくかが、この作品を読みすすめる上で重要なポイントになるのではないだろうか。

2009/12/18

購入日＝2009/12/18
冒頭でボンヤリ攻×誘い受のカップルかと思いましたが、読み進んだらイケイケな攻×天然受カップルでした。
人外ちゃんたちが総じて可愛いｖ
モフモフも萌え