商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2009/12/26 |
| JAN | 9784091828651 |
- コミック
- 小学館
楳図PERFECTION 11 わたしは真悟(1)
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楳図PERFECTION 11 わたしは真悟(1)
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商品レビュー
4.6
11件のお客様レビュー
全巻読了 「奇跡は誰にでも一度は起こる だが起きたことには誰も気が付かない」 奇跡とは子供であることだろうか…、子供を作ることだろうか、意識が覚醒することだろうか。 真悟は覚醒した意識の断片を一つ一つ手放しながら、悟のもとへまりんから受け取った言葉を伝えに帰っていく。後半は冗長...
全巻読了 「奇跡は誰にでも一度は起こる だが起きたことには誰も気が付かない」 奇跡とは子供であることだろうか…、子供を作ることだろうか、意識が覚醒することだろうか。 真悟は覚醒した意識の断片を一つ一つ手放しながら、悟のもとへまりんから受け取った言葉を伝えに帰っていく。後半は冗長といえば冗長なのだが、その長さも意識を失うに値する苦難を描くためには必要と思える。マリンから受け取った言葉すらエネルギーに変えて悟のもとへと帰り、残った「アイ」だけを伝えて終わる。 子供のやり取りにおける間をすっ飛ばす感じがとても良い。それが後半に連れてなくなるのは主人公が子供から交代したということなのかもしれない。内容だけでなくその語り方においても稀有な表現を駆使している。思春期頃の子供を題材にした作品は数多いが、それより前の子供の感覚をこれほど鋭敏に描写した作品は思い浮かばない。思春期はしょせん今の自分の始まり、始まり以前の感覚というのはなかなか表せるものではない。 楳図かずおは生存本能、恐怖により生き物が進化したと語っている。真悟が初めて能動的に認識した言葉は壊すである。そこで必死に逃げ出す。後半は人間となった真悟が意識や体の一つ一つを失いながらたった一つの言葉を伝えるために行く。しかし後半の真悟はもう恐怖を感じない。恐怖をエネルギーにして進化した存在が、最後に恐怖を超越する。ただ伝えなくてはいけないという一心しかない。恐怖を超越した愛なのである。最後は虹になって地球を覆うのである。 もはや真悟は編集者に理解されなくても読者に伝えなくては、と懸命に描き続ける楳図かずお自身なのである… 「「わたしは真悟」をナレーション形式にしたのは、自分自身をまた自分自身が見ているという感じにしたかったから。ああいうふうなナレーションをつけないと、表しにくいところもあった。」 「マンガは高度に進化したと思うけれど、『ウソの世界』は、逆に退化したんじゃないかと思います。昔のマンガは『ウソの物語』だらけで、そこが面白かった。その筆頭が手塚治虫さんでした。でも、そんな手塚さんまでが、次第に『ウソの世界』を描かなくなってしまった」
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【All You Need Is Love】 まずスケール大きさに驚いた。 1980年代には最先端だったコンピューターとBoy Meets Girlの愛をテーマに扱って作品を作るのは楳図かずおの果てしない想像力であるところだと思う。 機械に「心とは何か」という相反する起点を置き...
【All You Need Is Love】 まずスケール大きさに驚いた。 1980年代には最先端だったコンピューターとBoy Meets Girlの愛をテーマに扱って作品を作るのは楳図かずおの果てしない想像力であるところだと思う。 機械に「心とは何か」という相反する起点を置き、そのなかで機械を媒介にして哲学や感情や人間の本質を描いているので、非常に難解な作品であり、娯楽性よりも文学性に比重を置いた作品で。それと同時に純情や無垢という楳図カラーが混じり合っているので、混沌としたカオスな色合いを持つ作品になっている。 「愛とは何か」「心とは何か」「四角とは何か、三角とは何か、丸とは何か」というデカルト哲学の根の部分に迫っていく作品。 流れの中で「子供が終わる音がする」という言葉、表現は技法を飛び越えて、センスの塊。 画法は楳図かずおの狂気的な線の世界なのだが、時折ドット画法のようなものが入り混じって、現実とプログラミングの間の気が触れそうな世界を表現する発想は見事。
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この漫画が最初の楳図作品やないかな??むちゃくちゃ衝撃受けた。 何にって、抽象的だけど、小学生の頃、あたしそこまで考えられたかな?って。 種類の違う生き物のと心を交わそうとする純粋な気持ちと、与えられたことに感謝する気持ちの交錯があたしには本当に衝撃的だったと思う。
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