ストール・ポイント 企業はこうして失速する

マシュー・S.オルソン, デレクバン・ビーバー【著】, 斉藤裕一【訳】

• 販売会社／発売会社: 阪急コミュニケーションズ
• 発売年月日: 2010/01/09
• JAN: 9784484091174

商品レビュー

2013/09/30

クリステンセンのイノベーションオブライフのところに良い本だと書いてあったので読んでみた。失速する企業は外部要因、組織要因に問題が有り、その問題は成功の裏腹であるが故に早期の立て直しが難しい。成功の要因が暗黙の前提となっているのを掘り返す作業を若手/外部の力を使いながら掘り起こす作業が重要としている。どちらかというとコンサル的な内容で、サブタイトルと違い、要因を明らかにするものではない。

2010/02/07

こちらも年末年始に買った一冊デスが
通勤のオトモニに読みつつ、週末に読了。

企業のダイナミックな戦略上の課題を
「成長の失速〜ストール」
という観点から分析・抽出シテ、目線が新しい目

企業のうまく行った瞬間トカ
失敗した瞬間トカ
トカク静止画的なその場その場の研究が多い中で

こういった、失敗と成長の波
みたいな研究は共感しちゃいマス揺れるハート

ここ50年、USフォーチュン100社にランクインした
500社を対象に、成長（売上）の失速を分析した結果

ヒトコトで言うと
イマの成功の前提を
環境の変化に目を背け、ずっと信じ続ける
ことが、失速の原因

筆者もピーター・センゲを引用してるように
前提からクツガエス 組織学習志向な分析デス

売上失速の要因はスナワチ
企業戦略の成功ファクター
たえず、前提を見つめ直すってのが
ダイナミックなマネジメント世界には必要なんダナ

ってアタリマエな事を再認識させてくれる良書デス