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マリー・テレーズ 恐怖政治の子供、マリー・アントワネットの娘の運命
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マリー・テレーズ 恐怖政治の子供、マリー・アントワネットの娘の運命

スーザンネーゲル【著】, 櫻井郁恵【訳】

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マリー・テレーズ 恐怖政治の子供、マリー・アントワネットの娘の運命

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 近代文藝社
発売年月日 2009/12/10
JAN 9784773376784

マリー・テレーズ

¥3,080

商品レビュー

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2014/09/23
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慈悲の心を持った優しい女性だったマリー・テレーズ。 今まで読んできたアントワネット関連の本だと、父と母から受け継いだ高貴な血筋の生まれから、自尊心が高く、少女時代をタンプル塔で孤独に過ごした経験から、大人になってからは気難しかったような印象を持っていましたが、これを読んでマリー・テレーズの印象が変わりました。 正月、母マリー・アントワネットの部屋へ弟たちといつものように贈り物を貰えると期待して行ったら、たくさんのおもちゃが並べられていて、選べるんだと思ったら、母が「おもちゃは見るだけです」と言います。その年は厳しい冬で国民が飢えていたので、おもちゃに使うはずだったお金で貧しい子供たちの必需品を買うつもりだと諭し、おもちゃは梱包して返却されたのです。 生涯、子供を持つことができなかったマリー・テレーズは甥、姪を母代りとして可愛がっていました。そして、自分が母から教わったように、この可愛い甥と姪にも同じ話をしました。 かつてはマダムロワイヤルと呼ばれ、カペーの子供と言われ軟禁生活を過ごした少女。叔父たちと亡命生活を余儀なくされた女性。逆境に苦しみ立ち向かう精神は母から受け継いだとしか思えません。

Posted by ブクログ

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