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「清張」を乗る 昭和30年代の鉄道シーンを探して 交通新聞社新書
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「清張」を乗る 昭和30年代の鉄道シーンを探して 交通新聞社新書

岡村直樹【著】

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「清張」を乗る 昭和30年代の鉄道シーンを探して 交通新聞社新書

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 交通新聞社
発売年月日 2009/12/15
JAN 9784330111094

「清張」を乗る

¥880

商品レビュー

3

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2012/09/07

なかなかユニイクな企画ですな。 わたくしも清張作品は大好きであります。反骨精神を保持しながらも、読者にご馳走を提供しませうといふ娯楽作品に徹する姿勢は、物書きの鑑ではないでせうか。 本書は、その清張作品に登場する鉄道の場面に絞つて論じたものです。原著のみならず、映画化作品につい...

なかなかユニイクな企画ですな。 わたくしも清張作品は大好きであります。反骨精神を保持しながらも、読者にご馳走を提供しませうといふ娯楽作品に徹する姿勢は、物書きの鑑ではないでせうか。 本書は、その清張作品に登場する鉄道の場面に絞つて論じたものです。原著のみならず、映画化作品についても言及してゐます。 サブタイトルにもありますやうに、その主要作品は昭和30年代に集中してゐるのです。 テツと呼ばれる方々は、昭和30年代は鉄道の黄金時代だつたと何かにつけて仰います。 確かに当時の時刻表復刻版なんかを見ますと、相当の充実ぶりであります。涎が出さうですね。 しかしその実態は、清張作品(及びその映画)を見ますとあまり乗客本位になつてはゐませんね。快適な旅とは程遠く、難行苦行にすら見えます。 何しろ当時の国鉄といへば、駅まで足を運べば列車に乗せてやらんでもない、といふくらゐの横柄さ。航空機がまだ高嶺の花で、自家用車を持つ人もほんの一握りだつた時代だけに、庶民は外に選択肢がなかつたのであります。国鉄はこれに胡坐をかいたと申せませう。そのツケがどのやうにまわつたか、それは皆様の記憶に新しいことと存じます。 それはともかく、文学作品の鉄道場面をなぞる旅といふのは面白い。もつとこの種の企画はあつても良いなと思ひます。少なくともわたくしには、廃線跡などよりも興味深い。 清張ファン、テツの人々共にどうぞ。 http://ameblo.jp/genjigawa/entry-11341216800.html

Posted by ブクログ

2010/10/16

昭和30年代の国鉄を中心とした鉄道の様子が、松本清張の小説には描かれていた。当時と現在の様子を紹介する一冊。「砂の器」は、中央線ではなく、島根県の木次線が取り上げられている。

Posted by ブクログ

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