商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/12/14 |
JAN | 9784062765411 |
- 書籍
- 文庫
白い航跡 新装版(上)
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商品レビュー
4
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登場人物も背景も予備知識なしで入る。薩摩藩の大工の家。主人公は幕末に生まれ西洋医学を志す。努力と実力。人格も手伝い偶然も呼び込む。次から次へ、膨らむ立場。責任も重い。下巻の展開が楽しみになる。…明治の日本。「坂の上の雲」を目指して歩く。その先に何があるかはわからない。ただ、ひたむ...
登場人物も背景も予備知識なしで入る。薩摩藩の大工の家。主人公は幕末に生まれ西洋医学を志す。努力と実力。人格も手伝い偶然も呼び込む。次から次へ、膨らむ立場。責任も重い。下巻の展開が楽しみになる。…明治の日本。「坂の上の雲」を目指して歩く。その先に何があるかはわからない。ただ、ひたむきに登る。その答えを知るのは後世に生まれた我々。脱亜入欧。3度の戦争の勝利。日本は先進国の一員になる。さらにその先に起きる戦争の結末。この物語の登場人物には知る術もない。…学ぶことは多い。失われた30年。その先は我々も知らない。
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2022.06.04土屋守氏推薦。薩摩藩が舞台ということもあって興味深い。なぜ、日本の医学界がドイツの流れを汲むのかがやっと理解できた。
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請求記号:913.6-YOS [上下巻] https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M018733 <飯室聡先生コメント> 「医学の歴史の勉強をしよう!シリーズ1」江戸末期から明治期にかけて、脚気と取り組ん...
請求記号:913.6-YOS [上下巻] https://opac.iuhw.ac.jp/Akasaka/opac/Holding_list?rgtn=2M018733 <飯室聡先生コメント> 「医学の歴史の勉強をしよう!シリーズ1」江戸末期から明治期にかけて、脚気と取り組んだ海軍軍医高木兼寛の生涯を描いた小説です。なんとこの時代に海軍を舞台に大規模介入試験を実施しています。脚気にどのように取り組んだかで、海軍と陸軍には取り返しのつかない差が生じてしまいました。そのときの陸軍軍医はみんなも知っているあの人。 <BOOKデータ> [上] 薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの肉を切り開き弾丸を取り出す姿を見聞し、自らの無力さを痛感すると同時に、まばゆい別世界にあこがれる。やがて海軍に入った兼寛は海外留学生としてイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。 [下] 海軍軍医総監に登りつめた高木兼寛は、海軍・陸軍軍人の病死原因として最大問題であった脚気予防に取り組む。兼寛の唱える「食物原因説」は、陸軍軍医部の中心である森林太郎(鴎外)の「細菌原因説」と真っ向から対決した。脚気の予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く歴史ロマン。
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