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クローディアの秘密 岩波少年文庫2077
660円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1979/10/01 |
JAN | 9784001120776 |
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クローディアの秘密
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クローディアの秘密
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
クローディアとジェイミーの心理描写には、活き活きとしながらも、年齢相応の繊細さも感じ、おそらく、この作品を読み終わって、子供が頭で考えていることは、至極単純なものだけだとは思わないでしょう。 そして、クローディアたちの心の内に抱えた悩みや蟠りに対する、様々な経験をもった人生の先...
クローディアとジェイミーの心理描写には、活き活きとしながらも、年齢相応の繊細さも感じ、おそらく、この作品を読み終わって、子供が頭で考えていることは、至極単純なものだけだとは思わないでしょう。 そして、クローディアたちの心の内に抱えた悩みや蟠りに対する、様々な経験をもった人生の先輩の言葉には、ユーモアに富みつつも、子供達に響く確かな説得力を感じ、こういった思い切った行動がもたらす結果が、毎回成功するとは思わないが、それでも何かを変えたいという純粋な想いには、大人子供関係なく、すごく惹かれるものを感じました。 また、その言葉の中には知識の教えもあり、 「内側に入っているものをたっぷりふくらませて、何にでも触れさせつつ、ゆっくり時間をかけて育つのを待ってやる。」には、外山滋比古さんの「思考の整理学」を思い起こさせられ、興味深かった。
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ワクワクした。 楽しかった。 本当に面白かった。 ときにはクローディアとジェイミーと一緒に家出した子供の気分で読み、そしてたまにはアラアラマァマァと子供たちの一大事に心配するお母さんみたいな気持ちでも読めた。 とにかくキンケイド姉弟の会話が面白くて面白くて! クローディアのク...
ワクワクした。 楽しかった。 本当に面白かった。 ときにはクローディアとジェイミーと一緒に家出した子供の気分で読み、そしてたまにはアラアラマァマァと子供たちの一大事に心配するお母さんみたいな気持ちでも読めた。 とにかくキンケイド姉弟の会話が面白くて面白くて! クローディアのクールな女性と夢見がちな乙女を行ったり来たりする言動にアッパレと思ったし、ジェイミーの小学生男子全開な子供っぽさの中に見え隠れするがめつい倹約家の顔にも笑わせてもらった。 こんなロマンチックな秘密を少年少女期に持った2人は、どんな大人になったのかな。 それを考えるのもワクワクする。 ジェイミーは銀行員か高利貸しかな笑 印象的な言葉やセリフ しずけさのおふとんです。沈黙が頭から足のさきまでしみこんできて、ふたりの心までひたしました。(中略)今のクローディアはしずかな安らかなことばを思いうかべました…。すべる、毛皮、バナナ、平和…。夜警の足音さえ、もう鼻歌か子守歌のようになって、沈黙のしらべにアクセントをつける四分音符となるだけでした。(54ページ) 「でもそれじゃ、ちがったところがないの。天使のことについてはっきり知りもしないで、うちに帰れば、それはキャンプから帰ったのとお同じなのよ。なんのちがいもないの。一日か二日もすれば、あたしたち、もとのあたしたちになっちゃうのよ。あたしはもとのまんまで帰るために家出したんじゃないの。」(119ページ)
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読了するまで随分と時間がかかってしまった。始めの十数ページを読んで暫く放ったらかして、再度始めから読み直しました。 素敵なお話しだと思いますが、期待した程楽しめなかったのは、歳をとって感受性が鈍ったせいかな。
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