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暴走老人! 文春文庫
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暴走老人! 文春文庫

藤原智美【著】

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暴走老人! 文春文庫

586

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/12/10
JAN 9784167773267

暴走老人!

¥586

商品レビュー

3.2

9件のお客様レビュー

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2022/11/18

時代背景もあるんだと思います。物珍しさとか思想が。 本の中身全てが老人について触れているわけではない。偶然出くわした迷惑な老人と老人に対する偏見が書かれているように感じた。暴走老人なんて過激な言葉を使ってはいるけど暴走若人もたくさんいる。どうしてこの内容で本の題名を暴走老人にした...

時代背景もあるんだと思います。物珍しさとか思想が。 本の中身全てが老人について触れているわけではない。偶然出くわした迷惑な老人と老人に対する偏見が書かれているように感じた。暴走老人なんて過激な言葉を使ってはいるけど暴走若人もたくさんいる。どうしてこの内容で本の題名を暴走老人にしたんだろう。うやむやな感じのまま読み終えました。

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2018/10/18

この本が出た10年前はきっと驚きを持って受け止められたのかもしれない暴走老人、今や珍しくないものとなってしまった・・ P47 「待つこと」が何もない人生は、間違いなく不幸である。 P182 透明なルールはおおむね他者への関与を回避することで成り立っているともいえるからだ。【中...

この本が出た10年前はきっと驚きを持って受け止められたのかもしれない暴走老人、今や珍しくないものとなってしまった・・ P47 「待つこと」が何もない人生は、間違いなく不幸である。 P182 透明なルールはおおむね他者への関与を回避することで成り立っているともいえるからだ。【中略】「知らないと恥ずかしい」「知らないと損をする」という真理は、見えないルールをキャッチしようとこの内側に仕組まれたアンテナのようなものだ。【中略】暴走する新老人とは、新常識に順応できず、うまく乗り切れないために情動を爆発させるしかないシステム化社会の鬼っ子ともいえるのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2014/09/13

【本の内容】 役所の受付で書類の不備を指摘され、突然怒鳴り始める。 コンビニで立ち読みを注意されて逆ギレし、チェーンソーで脅しをかける。 わずかなことで極端な怒りを爆発させる老人たちの姿から、その背後にある社会や生活意識の激変を探り、人間関係の問題を指摘して、「暴走老人」の新...

【本の内容】 役所の受付で書類の不備を指摘され、突然怒鳴り始める。 コンビニで立ち読みを注意されて逆ギレし、チェーンソーで脅しをかける。 わずかなことで極端な怒りを爆発させる老人たちの姿から、その背後にある社会や生活意識の激変を探り、人間関係の問題を指摘して、「暴走老人」の新語を世に定着させた話題の書。 [ 目次 ] 序章 なぜ「新」老人は暴走するのか 第1章 「時間」(暴走する老人たち;待つことをめぐる考察;変容する時間感覚;ネットワーク) 第2章 「空間」(凶器の選択;独居する空間;膨張するテリトリー感覚) 第3章 「感情」(透明なルール;丁寧化する社会;警笛としての新老人) [ POP ] 役所で怒鳴り続ける老人を目にしたことをきっかけに、公共の場で争いを起こす、時代に取り残される新老人の怒りを考察した。 「『待つ』から『待たされる』へシフト」の章が印象的。 3年前の単行本の時とは世の中が変化している。先端部分が淀みを見せる今、年配者の経験が活きる場面が増えるのでは。嵐山光三郎の解説「暴走老人は私である」も力強い。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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