商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日科技連出版社 |
発売年月日 | 2009/11/21 |
JAN | 9784817193070 |
- 書籍
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品質保証ガイドブック 新版
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品質保証ガイドブック 新版
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
「日本品質管理学会創立40周年記念出版」ということで、「日本の品質管理界を代表する学者、実務家約100名が総力をあげて書き下ろし!」たものだそうです。 とても楽しみにしていて、昨日届いたのですが……。 ★★★ いつも、本の感想は、買って読み終わってから日記に書くのです...
「日本品質管理学会創立40周年記念出版」ということで、「日本の品質管理界を代表する学者、実務家約100名が総力をあげて書き下ろし!」たものだそうです。 とても楽しみにしていて、昨日届いたのですが……。 ★★★ いつも、本の感想は、買って読み終わってから日記に書くのですが、1229ページもあることと、旬を逃すよりはということでこれを書いています。 以下は、一部しか読んでいない感想であることを承知してお読みください。 ★★★ まず、読んだところの感想です。 読んだところは、「第III部 品質保証のための要素技術」の、 第14章 ソフトウェア設計技法 第15章 ソフトウェア検証・妥当性確認技法 第16章 信頼性設計・信頼性試験 第17章 デザインレビューと未然防止 第18章 故障解析と再発防止 です。 第14章と第15章がソフトウェアに関する章なのですが、内容はSQuBOKより薄いし古典的なものでした。続く、第16章~第18章も初歩的な説明にページが割かれ深い内容はありませんでした。 ★★★ そこで、他の章についてパラパラと拾い読みをしたのですが、どの章もそんな感じなんです(初歩的説明から始まって深いところまで行き着かない)。いや、もちろんしっかり読んでいないので読み違えているのかもしれませんが……。 ★★★ 実は、私もこの本に参加しています。 それは、「第IV部 主要産業における品質保証」の「第8章 事務機器分野の品質保証」なのですが、そこで、弊社のソフトウェアの品質保証について書いているのです。 でも、執筆制限があって、それは、「図版を含めA4用紙で3ページ以内」というものでした。で、その3ページが、誰かにまとめられて書籍では1ページになっていました。 何が言いたいかというと、「他の章もそんな感じで執筆が進んだのではないか?」ということです。 本の大きさや、重さや、ページ数(1229頁)を見ると「すごい」と思うのですが、よく考えてみると普通の300ページものの本4冊分しかありません。 扱っているテーマの広さで割ったら、一つのテーマに割けるページは少しになってしまったのでしょう。 この本の狙いの一つに「予備知識無しに読める」というのがあります。これが全ての問題の根っこのような気がしています。 42,000円もする高価な本なので、私は、高度な内容を期待しました。 というか、そういうマニアさんが買うのだろうな?と勝手に思ってしまいました。 でも、そうじゃなかったみたいです。 う~ん。方針と戦略のミスじゃないかなぁ。 ★★★ 追伸: とはいえ、執筆者は豪華ですし、イイコトもたくさん書いてありそうなので、今後、昼休みのお供とし、「これは!」と思う情報があったらmixiかTwitterにメモを残そうと思っています。 追伸2: ブラックボックステストの技法の説明があったのですが、「同値分割、境界値分析、原因-結果グラフ、変更に着目したテスト、HAYST法」って並びでした。 HAYST法について半ページも書いてくださったのはうれしいけど、これでよいのかという気もします。
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※このレビューにはネタバレを含みます
品質管理といえば、日本科学技術連盟(略称:日科技連)。 その出版部門が、出している品質保証のガイドブックなので、 品質保証部には必ず一冊常備するべき本だと思います。 内容の間違い、特定の分野にはそぐわないところがあれば、 積極的に連絡して、訂正、追加してもらうとよいと思われます。
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